医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

小切手詐欺:65歳弁護士に懲役4年6月 大阪地裁

2014-02-26 22:12:44 | 法曹界
 依頼人から額面6000万円の小切手をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、田中英一被告(65)に対し、大阪地裁は26日、懲役4年6月(求刑・懲役5年)の実刑を言い渡した。田中被告は「依頼人と合意していた」と無罪を主張したが、登石(といし)郁朗裁判長は「多額の借金を抱える被告には動機がある」と退けた。

 判決によると、田中被告は2005〜06年、債務整理に関する依頼人の男性に「整理回収機構に弁済しておく」とうそを言い、男性が自宅を売却して得た額面6000万円の小切手を詐取した。【服部陽】

2014年02月26日 11時57分(最終更新 02月26日 12時46分)毎日新聞

NHK元主任研究員ら逮捕、280万円詐取容疑 警視庁

2014-02-25 21:12:27 | マスコミ
 NHK放送技術研究所(技研、東京都世田谷区)の音響工事の代金名目で、NHKが現金約280万円を詐取された事件で、警視庁捜査2課は25日、詐欺容疑で千葉県我孫子市我孫子、技研元主任研究員、浜崎公男(56)と横浜市都筑区茅ケ崎南、音響設備会社元役員、佐藤博康(46)の両容疑者を逮捕した。同課によると、いずれも容疑を認めている。

 逮捕容疑は平成24年2~4月、音響設備会社に工事を発注したように装い、NHKに代金名目で約280万円を振り込ませ、だまし取ったとしている。

 同課によると、浜崎容疑者は平成12年から技研で、音響の専門技術者として勤務。数年前から年度末に余った予算で音響設備会社に工事を水増し発注し、見返りとしてパソコンやカメラなど数百万円分の商品を受け取っていた。NHKが昨年10月に浜崎容疑者を懲戒免職処分にし、警視庁に詐欺罪で告訴。同課は技研などを家宅捜索していた。

 NHKの籾井勝人会長は「逮捕されたことは大変遺憾で、心よりおわびする。信頼の回復に向けて、総力を挙げて不祥事の根絶に取り組んでいく」とのコメントを出した。

2014.2.25 18:21 産経ニュース

精神科医:母親の死因と暴行の因果関係強まり再逮捕 奈良

2014-02-24 23:16:20 | 医療界
 医師が母親を殴って重傷を負わせたとされる傷害事件で、奈良県警は24日、奈良市学園中5、精神科医、古河(ふるかわ)辰之容疑者(56)を傷害致死容疑などで再逮捕した。母親の死因と暴行の因果関係が強まったと判断した。日常的な虐待がエスカレートしたとみて追及している。

 逮捕容疑は2012年12月28〜31日ごろ、同市学園大和町1の実家で、母貞子さん(当時79歳)の頭や顔など全身数十カ所を鈍器で殴り、同31日午前4時40分ごろ、出血性または外傷性ショックで死亡させたとしている。古河容疑者は「全く身に覚えがありません」と容疑を否認しているという。

 県警捜査1課によると、古河容疑者は同31日午前0時40分ごろ、「母親が腹痛を訴えている」と自ら119番。搬送先の病院は病死の可能性が高いとしたが、司法解剖や数十人の医師に依頼した再鑑定で、死因は暴行などによる外因性と判明したという。【伊澤拓也】

2014年02月24日22時09分 毎日新聞

自殺教唆容疑:交際相手にスマホで「死ねよ」 慶大生逮捕

2014-02-21 23:03:50 | 慶応大学
 スマートフォンで「死ねよ」などとメッセージを送り、交際相手の女性を自殺させたとして、警視庁三田署は21日、川崎市中原区木月住吉町、慶応大法学部3年、渡辺泰周(たいしゅう)容疑者(21)を自殺教唆容疑で逮捕したと発表した。同署によると容疑を認めているという。

 逮捕容疑は昨年11月8日午後6〜8時ごろ、スマートフォン向けの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で、同級生の女子学生(当時21歳)に「お願いだから死んでくれ」「手首切るより飛び降りれば死ねるじゃん」などと計7回のメッセージを送ったとしている。女性は翌日午前5時ごろ、東京都港区の自宅マンション8階から飛び降り自殺した。三田署は通信記録の解析などを経て今月19日逮捕した。

 同署によると、女性はメッセージを受信後、「何でそんなひどいことを言うの」などと返信。友人には自殺をほのめかすメールを送っていた。2人は1年以上交際していたが、事件前日に女性から別れ話を切り出したという。【松本惇】

2014年02月21日 11時23分(最終更新 02月21日 11時37分)毎日新聞

地裁の書類偽造した弁護士除名、本人は行方不明

2014-02-21 23:03:02 | 法曹界
 広島弁護士会元副会長の中丸正三弁護士(58)が自己破産申し立ての手続きを巡り、地裁の書類を偽造して依頼者に渡したとされる問題で、同弁護士会は20日、弁護士法に基づいて除名の懲戒処分にしたと発表した。4日付。

 弁護士会によると、中丸弁護士は昨年5~7月、虚偽の日付や裁判官名を書いた「破産手続き開始決定書」など2通を作成し、写しを依頼者に手渡した。中丸弁護士は事実を認めたが、昨年7月から行方不明になっている。

 同会の小野裕伸(やすのぶ)会長は「非常に悪質な行為で依頼者らに迷惑をかけて、弁護士全般の信頼を損ねかねない事態。深くおわびする」とのコメントを出した。

2014年2月21日11時37分 読売新聞