依頼人から額面6000万円の小切手をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた大阪弁護士会所属の弁護士、田中英一被告(65)に対し、大阪地裁は26日、懲役4年6月(求刑・懲役5年)の実刑を言い渡した。田中被告は「依頼人と合意していた」と無罪を主張したが、登石(といし)郁朗裁判長は「多額の借金を抱える被告には動機がある」と退けた。
判決によると、田中被告は2005〜06年、債務整理に関する依頼人の男性に「整理回収機構に弁済しておく」とうそを言い、男性が自宅を売却して得た額面6000万円の小切手を詐取した。【服部陽】
2014年02月26日 11時57分(最終更新 02月26日 12時46分)毎日新聞
判決によると、田中被告は2005〜06年、債務整理に関する依頼人の男性に「整理回収機構に弁済しておく」とうそを言い、男性が自宅を売却して得た額面6000万円の小切手を詐取した。【服部陽】
2014年02月26日 11時57分(最終更新 02月26日 12時46分)毎日新聞