医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

産経新聞政治部次長、タクシーのドア蹴りへこませ逮捕

2014-05-31 22:47:00 | マスコミ
 警視庁麻布署は31日、器物損壊容疑で、産経新聞政治部次長、赤地真志帆容疑者(44)を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は31日午前0時ごろ、東京都港区六本木の路上で、事故の実況見分のため停車中のタクシーに乗ろうとした際、断られたため、ドアを蹴り、へこませたとしている。赤地容疑者は30日夜から酒を飲んでおり、当時はひどく酔っていた。

 産経新聞社広報部は「社員が逮捕されたことは誠に遺憾であり、関係者に深くおわびいたします。事実関係を確認し、厳正に対処します」とのコメントを出した。

2014.5.31 09:41 産経ニュース

覚醒剤の密売人に注射器5600本無許可で販売 医師逮捕

2014-05-29 22:57:10 | 医療界
 覚醒剤の密売人に医療用注射器を無許可で販売したとして、兵庫県警は29日、薬事法違反(無許可販売)容疑で、同県姫路市坂元町の医院「今井内科循環器科」理事長で医師、今井直昭容疑者(63)=同市山野井町=を逮捕した。今井容疑者は平成21~25年、業者から注射器約6万4千本を購入したといい、県警によると「注射器は治療のために購入したのではない。ほとんど販売した」と容疑を認めている。

 逮捕容疑は25年9~12月、密売人の男(49)に、インスリン用注射器計5600本を計12万円で販売したとしている。

 男は同市青山西の自称中古車販売業、奥本武晴被告。現在、覚せい剤取締法違反罪などで公判中という。奥本被告が同容疑で逮捕された25年12月、県警は奥本被告が借りていた同市内のトランクルームから注射器約3800本を発見。容器に記載された顧客番号から今井容疑者が浮上したという。

2014.5.29 20:21 産経ニュースwest

横領:元弁護士に有罪判決 大阪地裁

2014-05-27 19:50:05 | 法曹界
 成年後見人として管理していた高齢者の口座から550万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた大阪弁護士会所属の元弁護士、玉城辰夫被告(75)に対し、大阪地裁は27日、懲役2年6月、執行猶予5年(求刑・懲役2年6月)を言い渡した。森里紀之裁判官は「法律の専門家としての信頼を裏切り、厳しい非難は免れないが、全額弁済し反省している」と述べた。

 判決によると、玉城被告は2007年5月〜昨年2月、自分が成年後見人になった大阪府内の女性(80)の口座から11回にわたり計550万円を引き出した。着服した金は事務所経費などに使っていた。

 大阪弁護士会は今年3月、玉城被告を業務停止1年の懲戒処分にし、玉城被告は弁護士登録を抹消し廃業した。【堀江拓哉】

2014年05月27日 11時58分 毎日新聞

疑惑データを不正更新、隠蔽工作か アルツハイマー研究

2014-05-26 21:53:26 | 医療界
 アルツハイマー病を研究する国家プロジェクト「J―ADNI(アドニ)」のデータセンターが、臨床研究データの改ざん疑惑の調査中は証拠となる被験者データを触らないよう求めた厚生労働省の要請に反し、少なくとも14人のデータを書き換えたことが朝日新聞の調べで分かった。被験者の要件を満たしていなかったため、研究データとして使うのに必要な例外申請書を事後的に不正に作成していた。このほかにも全データの約2割にあたる613件で一部削除などの更新記録があり、隠蔽(いんぺい)工作が幅広く行われた可能性がある。

製薬社員、証拠の書き換え指示 J―ADNI疑惑

 改ざん疑惑は1月に朝日新聞報道で発覚。厚労省は代表研究者の岩坪威東大教授にデータ保全を要請して承諾を得た上、東大に調査を依頼した。しかし、調査委員会のメンバーを公表せず、調査も大幅に遅れているため、真相究明に後ろ向きとの批判が出ていた。新たにデータの書き換えが発覚し、東大の調査への信頼が一層揺らぐのは必至だ。

 データセンターはJ―ADNIのデータ事務局。認知症治療薬を売るエーザイの出向者が室長格として非正規職員約10人を使い、38病院から軽度認知障害などの高齢者545人の検査結果を登録してきた。関係者によると、書き換えを指示したのもこのエーザイ社員だという。

2014年5月26日10時00分 朝日新聞

東京女子医大:死亡男児の両親、被害届提出へ

2014-05-22 23:10:17 | 医療界
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で2月に首の手術を受けた後に死亡した埼玉県内の男児(当時2歳)の両親が22日、厚生労働省で記者会見し、「死亡は医療ミスが原因」として警視庁に近く被害届を提出すると明らかにした。

 両親や弁護士によると、男児はリンパ管の手術を受けた後、集中治療室(ICU)で人工呼吸器を使って呼吸管理中に鎮静剤「プロポフォール」を投与され、3日後に死亡した。同剤は人工呼吸中の小児に使用してはならないとされるが、大人の許容量の約2.7倍が投与された。病院は火葬後に警視庁に届け出ており、異状死の24時間以内の報告を義務づけた医師法にも抵触するとしている。

 両親は「警察による司法解剖を逃れ、原因究明をうやむやにしている。ICUで麻酔をかける説明もなかった」と批判した。

 病院側は、院内の部会で検証し厚労省に経緯を報告するとした上で「警察への報告も適切に行った」とする永井厚志病院長名のコメントを発表した。【神保圭作、松本惇】

2014年05月22日 20時51分 毎日新聞