医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

鴨川に公設事務所あすオープン 弁護士不足解消へ 無料相談も実施

2011-02-28 18:06:36 | 法曹界
 地方の弁護士不足解消のため、日本弁護士連合会などが設立する公設事務所「鴨川ひまわり基金法律事務所」(鴨川市横渚)が3月1日、オープンする。本格的な業務開始は同7日から。人口約3万5千人の鴨川市に弁護士事務所は一つもなく、横浜市内から赴任する岡本吉平弁護士(37)は「多重債務、離婚など身近な問題で弁護士が必要になる。地域住民の駆け込み寺のような場所にしていきたい」と抱負を語った。同基金による事務所設置は、県内3件目となる。

 県弁護士会はオープンを記念し3月1日、鴨川法律相談センター(鴨川市横渚)で無料相談会を開く。同会所属の弁護士6人が、約30分間ずつ応じる。事前予約が必要で先着18人まで。申し込みは、同センター、電話043(227)8972へ。同センターでは毎週水曜、基本的に有料での法律相談も実施している。


2011年02月28日14時26分 千葉日報


無弁護士村がなくなり法治国家の体をなす日が来ることを願わずにはいられません。

横浜の弁護士刺殺事件 被告に無期判決

2011-02-28 17:59:08 | 法曹界
 横浜市で昨年6月、離婚訴訟で争っていた妻の代理人の弁護士を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた住所不定、無職、平川隆則被告(42)の裁判員裁判の判決公判が28日、横浜地裁で開かれた。小池勝雅裁判長は「法治国家の根幹を揺るがす極めて悪質な犯行」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。

 公判で平川被告は弁護士を死なせたことは認めたが、殺意を否認していた。論告で検察側は、複数の凶器を準備したこと、刺し傷が深く、複数あることなどを挙げて「殺意は明らか」と述べ、「怒りにまかせ、暴力で主張を押し通そうとした悪質な犯行で法治国家において許されない」と主張した。

 弁護側は「妻の居場所を聞き出すために脅そうとしただけで、殺意はなく、傷害致死罪にとどまる。懲役10年が適当」などと主張していた。

 判決によると、平川被告は昨年6月2日午後2時40分ごろ、横浜市中区の「横浜みらい法律事務所」で、離婚訴訟で係争中の妻の代理人を務めていた弁護士の前野義広さん=当時(42)=の右胸などを、刃渡り約20センチのアウトドアナイフで数回突き刺し、失血死させたとされる。

2011年.2月28日 16:10  産経ニュース


 一般的な市民の感覚からすると量刑が重過ぎる、憲法の保障する平等権に反する判決だ。

 市民が法律家が特権階級と誤った判断をする危険性がある、被告側の意見を十分尊重した判決が望ましい。

 裁判官の小池勝雅こそ法治国家の根幹を揺るがす「身内より」と陰口を叩かれるような誤判は出すべきではない。 

金沢主婦不明:元NHK委託カメラマン逮捕 死体遺棄容疑

2011-02-28 17:56:38 | マスコミ
 行方不明になっていた金沢市上荒屋8、主婦、福田春奈さん(27)が遺体で発見された事件で、石川県警金沢西署捜査本部は28日、福田さんの知人で元NHK委託カメラマン、若生康貴容疑者(35)=同市=を死体遺棄容疑で逮捕した。
 
 逮捕容疑は、福田さんが行方不明となった今月6日ごろ、遺体を石川県内灘町大根布の海岸に埋めた、とされる。
 
 若生容疑者は、捜査本部から任意の事情聴取を受けた翌日の18日に自殺を図り、一時意識不明の重体となった。容体が回復したため、捜査本部が21日から再び事情聴取をしていた。

 関係者によると、福田さんは若生容疑者から高配当の投資話を持ちかけられ、約800万円を預けて資産運用を依頼していたらしい。24日に砂浜に埋められた状態で遺体が見つかった。【宮本翔平】

2011年2月28日 16時32分 毎日新聞 

神戸地検支部事務官、盗撮容疑で逮捕 兵庫県警

2011-02-25 23:30:34 | 法曹界
女性のスカート内に小型カメラを入れたとして、兵庫県警葺合署は25日、県迷惑防止条例違反容疑で、神戸地検姫路支部の検察事務官、善本隆宏容疑者(44)=同県西宮市樋ノ口町=を現行犯逮捕した。

 逮捕容疑は、25日午後6時ごろ、JR三ノ宮駅のホームで、神戸市長田区のアルバイト女性(29)のスカート内にカメラを入れたとしている。

 神戸地検の小寺哲夫次席検事は「まことに遺憾で深くおわび申し上げます。今後の捜査を踏まえ厳正に対処します」とのコメントを発表した。

2011年2月25日 22:33 産経ニュース

寝たきり患者の肋骨折った元看護師、懲役10年判決

2011-02-25 22:04:44 | 医療界
 寝たきりの入院患者の肋骨(ろっこつ)を折るなどしたとして、傷害罪に問われた兵庫県佐用町の佐用共立病院の元看護師、羽室沙百理被告(27)の判決が25日、神戸地裁姫路支部であった。杉田友宏裁判長は「被告を信頼していた患者らを裏切り、社会的影響も大きい」と述べ、懲役10年(求刑懲役12年)を言い渡した。

 判決によると、羽室被告は2008年12月~09年1月、男女6人(70~90代)の胸を手で強く押して肋骨を折って重傷を負わせたほか、男性患者(当時80)の右目をボールペンの先で突くなどして1週間のけがを負わせた。

 動機について、判決は「上司や同僚らに仕事ぶりを評価されないなどと思い込み、患者の身体を傷つけることでいらだちを解消しようとした」と指摘。意思疎通が困難な寝たきり患者を狙っており、肉体的苦痛や恐怖を訴えることができなかった被害者の精神的苦痛は計り知れないと述べた。

2011年2月25日19時0分 朝日新聞


看護師が患者様に暴力を振るっては、医療は成り立たない。