医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

膵臓がん5カ月放置 横浜市大医療センター

2017-10-31 20:59:49 | 医療界
 横浜市大付属市民総合医療センター(同市南区)は30日、コンピューター断層撮影(CT)検査の診断結果を院内で適切に共有せず、横須賀市在住の70代男性患者の膵臓(すいぞう)がんを約5カ月にわたって放置する医療事故が発生したと発表した。男性は16日に死亡した。

 同センターによると、男性は大腸に近い動脈瘤(りゅう)の治療のため2008年から定期的に通院し、ことし1月に検査のため胸腹部のCTを撮影。数日後に放射線科医がCT画像全体を確認したところ膵臓の一部が膨らんでいるのを発見し、「膵臓がんの疑い」とする画像診断書を作成、システムに入力した。

 だが、心臓血管外科医が画像診断書を確認せずに5月に動脈瘤を手術。男性は6月に腹痛を訴えて別の病院でCT検査を受けたところ膵臓がんの疑いが明らかになり、翌日に同センターを受診。既に肝臓や腹膜に転移するなど末期状態で手術は不可能だった。1月時点では切除も可能だったという。

 同センターは再発防止策として今月から、本来の検査目的と異なる部位で悪性腫瘍などが見つかった場合は、画像診断書を電話や紙で連絡することにした。また、年度内にシステム改修を行い、画像診断書未確認を示すアラート機能を追加する。外部委員を招いた事故調査委員会を早急に立ち上げ、年度内にも報告書をまとめるという。

 同センターの後藤隆久病院長は「診療情報の共有を確実に行うための制度が整備できていなかった病院全体の問題。患者と家族におわびする。市民の信頼を裏切り申し訳ない」と謝罪。家族には病院側から治療費などの補償を提案しているという。

2017年10月31日 6:30配信 神奈川新聞

アディーレ「手段の悪質性際立つ」と認定 東京弁護士会の懲戒委員会 処分理由の詳細判明

2017-10-30 20:08:43 | 法曹界
 弁護士法人「アディーレ法律事務所」の広告が景品表示法違反(有利誤認)にあたるとして、東京弁護士会が法人を業務停止処分とした問題で、処分理由の詳細が29日、産経新聞が入手した同会懲戒委員会の議決書で分かった。懲戒委は法人に「重大な過失」があったと認定。事実と異なる広告の掲載は「長期間にわたって反復継続された組織的な非行」で、「手段の悪質性が際立つ」と判断した。

 問題とされたのは平成22年10月以降、インターネットに掲載された広告。約1カ月ごとの期間限定で過払い金返還請求の着手金を無料または割引にするなどとするキャンペーンを繰り返し、実際には約4年10カ月にわたり広告を掲載していたとして同会が今月11日付で法人を業務停止2カ月、元代表の石丸幸人弁護士を同3カ月の処分とした。

 議決書によると、法人が「故意・過失はなかった」と主張したのに対して懲戒委は、過去に別の広告で同会の調査を受けており、「広告が景表法などに違反するか注意を払っていたというべきだ」として「少なくとも重大な過失が認められる」と指摘。また、広告掲載はすべて「石丸氏の指示・承認を受けて実施されたものだった」とした。

 懲戒委は、アディーレの報酬総額が21年10月から27年7月までで約268億5400万円に上り、「取扱件数も桁外れで社会的影響は極めて大きい」と判断。広告が複数回更新され、サービス内容の変更も3回にわたることなどから、こうした広告を利用した集客行為には悪質性があるとした。

 また、アディーレのように同時期に多数の過払い金返還請求や債務整理を処理する業態は「ベルトコンベヤー的な機械的作業で数をこなし利益を獲得することに重点がおかれる」と指摘。「営利目的での事件の掘り起こしを無秩序なまま放置すると、違法な広告が氾濫することにならざるをえない」とした。

 その上で、アディーレが依頼者への返金に応じたこと、28年4月施行の改正景表法が定める課徴金相当額の約6億6500万円を公益財団法人に寄付したことなども考慮した上で、処分を決定したとしている。

 処分を受け、弁護士会などには依頼者からの問い合わせが殺到。アディーレは今月11日、「景表法違反の事実をもって、事務所の存亡にかかわる業務停止処分を受けることは行為と処分の均衡を欠く」とコメントしていた。

2017.10.30 05:00更新 産経ニュース

強制わいせつ未遂容疑、慶大生を不起訴処分

2017-10-27 19:51:52 | 慶応大学
 慶応大学の男子学生が女性にわいせつな行為をしようとしたとして逮捕された事件で、東京地検は男子学生を26日付けで、不起訴処分としました。

 この事件は慶応大学・総合政策学部4年で「ミスター慶応SFC」のコンテストに出場したことがある男子学生(25)が、今年8月、東京・港区の路上で20代の女性にわいせつな行為をしようとしたとして強制わいせつ未遂の疑いで逮捕されたものです。警視庁の取り調べに対し、男子学生は「ポケモンGOをしていた際、きれいな女性を見つけてあとをつけた」などと供述していたことがわかっています。

 東京地検は男子学生について、26日付けで不起訴処分としたと発表しました。東京地検は不起訴にした理由を明らかにしていませんが、起訴猶予にしたとみられます。

2017年10月27日 0:39配信 TBS NEWS

記事からすると社会は本当に腐っています。検察や慶應の学生のやっていることはデタラメです。気持ちが悪いほどに差別や陰湿なポルノが好きなのでしょう。

憲法尊重擁護義務
日本国憲法 第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。

立憲民主党・青山雅幸議員の“セクハラ”を秘書が告発

2017-10-27 19:49:36 | 法曹界
 先の衆院選において静岡1区から出馬し、比例当選した立憲民主党の新人、青山雅幸氏のセクハラ疑惑が「週刊文春」の取材で明らかになった。B型肝炎訴訟や浜岡原発訴訟に携わるなど人権派弁護士として活動する青山氏は、同じ東北大出身の枝野幸男・立憲民主党代表の盟友としても知られる。

 セクハラの被害にあったとされるのは今年夏まで秘書を務めていた20代半ばの山田麻美さん(仮名)。麻美さんに取材を申し込むと、「記憶だけでお話しするのは控えたい」とB5のキャンパスノートを持参し、青山氏から抱きしめられたり、キスを迫られたりするなど、数々の「セクハラ被害」を受けたと証言した。ノートには、日付、場所、感想など、青山氏からの「セクハラ被害」の詳細が約40ページにわたって綴られていた。

 昨年4月、青山氏が代表を務める「ライトハウス法律事務所」に入所した彼女は、同年6月より食事に誘われるようになったという。

「最初は上司に誘ってもらえて嬉しかったのですが、タクシー移動の際などに、手を握られるようになりました。さりげなく避けていたのですが、どんどん行動はエスカレートしていった」(麻美さん)

 青山氏は本誌の直撃取材に対し、「抱きついたり、キスを迫ったりしたことはない」とセクハラを否定した。枝野代表は「事実関係を詳細に承知していませんので、コメントできません」と回答した。

 週刊文春10月26日発売号では、「セクハラ被害日記」の詳細、青山氏が彼女に送ったメールの中身などを写真付きで詳報している。また「セクハラ被害日記」の詳細と直撃の様子を収めた動画は「週刊文春デジタル」にて配信する。
( http://ch.nicovideo.jp/shukanbunshun )

2017年10月25日 16:00配信 文春オンライン

千葉北署警部、酒気帯び運転容疑で逮捕 客が注意も車で帰宅

2017-10-21 20:41:25 | 法曹界
 体調不良で勤務を休み、酒を飲んで車を運転したとして、千葉南署は20日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、千葉北署警務課長で警部の石橋一幸容疑者(56)=千葉市緑区あすみが丘東3=を逮捕した。千葉南署によると、石橋容疑者はレストランで飲酒後、居合わせた客から指摘されたにもかかわらず、そのまま車を運転した。「間違いない」と容疑を認めている。石橋容疑者は同日付で警務課長から千葉北署付に異動した。

 逮捕容疑は19日午後9時10分ごろ、同区あすみが丘4の市道で、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑い。

 千葉南署によると、石橋容疑者は、自宅から約1・3キロ離れたレストランで1人で飲酒し、車で帰宅しようと店近くの駐車場で車に乗ろうとしたところ、男性客(20)に「酔っぱらっていますよね」と声を掛けられ、口論になった。男性は酒を飲んでおらず、車に乗り帰宅する石橋容疑者を自宅まで車で追い掛け、110番した。駆け付けた同署員が検査したところ、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたという。

 千葉北署によると、石橋容疑者は1979年採用で、2015年9月から同署の警務課長。勤務態度に問題はなかったが、今月6日から体調不良で休んでいたという。

 鵜殿幸治副署長は「職員が逮捕されたことは遺憾。千葉県民の皆さまに心からおわびする。今後再発防止に努めていく」とコメントした。

2017年10月21日05:00 千葉日報