医療裁判傍聴記

傍聴した観想など

東京医大不正で賠償増額 高裁、一審判決を変更

2023-05-30 19:21:53 | 医療界

宮崎市の弁護士を業務停止8カ月の懲戒処分 宮崎県

2023-05-30 19:06:49 | 法曹界

宮崎県弁護士会は、依頼人に対し、虚偽の報告や、裁判書類を偽造した弁護士を業務停止8カ月の懲戒処分としました。

懲戒処分を受けたのは、宮崎市清水にある井上法律事務所の井上大造弁護士37歳です。宮崎県弁護士会によりますと、井上弁護士は札幌弁護士会に所属中、2018年6月から2019年4月にかけて受けた4件の事件について提訴せずに処理を放置、依頼者に対しては「提訴した」と虚偽の報告を行っていました。また他にも同じ所属事務所の弁護士の印鑑を無断で使用して訴状などを偽造していたということです。井上弁護士は、5月26日付けで業務停止8カ月の懲戒処分を受けています。

県弁護士会の永友郁子会長は「弁護士会としても極めて遺憾。会員弁護士への注意喚起をするとともに倫理意識向上に向け会をあげて取り組んでいく」とコメントしています。

2023年5月29日 テレビ宮崎


法律事務所代表の男、“内定者”の女子大生にわいせつ容疑で逮捕 「歓迎会しよう」と店3軒連れ回し→事務所に誘い込み 被害者は「内定取り消されたくなかった」

2023-05-26 21:47:19 | 法曹界

弁護士の男が代表をつとめる事務所への就職が内定していた女子大学生にわいせつな行為をしたとして、逮捕されました。

「はるかぜ総合法律事務所」の代表・渡部孝至容疑者(43)は去年3月、東京・港区の事務所の応接室で内定者の女子大学生に対しキスをして胸を触ったうえ、太ももを触るなどした疑いがもたれています。

警視庁によりますと、渡部容疑者は女子大学生に「歓迎会をしよう」と声をかけ、2人きりで港区の飲食店を3軒連れ回した後、「移転した新しい事務所を見学しに行こう」と事務所に誘い込んだということです。

取り調べに対し渡部容疑者は容疑を否認していますが、女子大学生は「法律の仕事に憧れていた」「帰宅したかったが、内定を取り消されたくなかったので事務所までついていった」と話しているということです。

 

2023年5月26日 TBS NEWS DIG


うその調書作成、元巡査部長に有罪判決 「国民の信頼を失墜させた」 千葉地裁

2023-05-23 19:45:10 | 法曹界
 交通事故の捜査で実況見分調書を偽造したとして、虚偽有印公文書作成・同行使などの罪に問われた元習志野署の巡査部長、石井貴大被告(30)=千葉市中央区=の判決公判が23日、千葉地裁であり、福家康史裁判長は「国民の信頼を失墜させる行為。刑事責任は重い」として懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)を言い渡した。

 判決によると、2018年3月8日に松戸市内で発生したトラックと自転車の人身事故を巡り、当時松戸署交通課員だった被告は同年10月、衝突地点などが虚偽の実況見分調書を作成し提出。さらに、21年1月にあった運転手の公判でも虚偽の証言をした。

 弁護側は「当時多数の未処理事件を抱え忙しかった。悪質性はない」などと刑を軽くするよう求めたが、福家裁判長は「刑事手続きの適正さを害し、事実認定を誤らせる恐れがある悪質な行為。動機も短絡的で身勝手」と非難。虚偽の実況見分調書が一度裁判で証拠採用され、再度証人尋問が必要になったことなどから「訴訟進行を混乱させ、著しく遅滞させた」と指摘した。一方、停職3カ月の懲戒処分を受けていることなどを踏まえ猶予刑とした。

 被告は処分後に依願退職した。

2023年5月23日 千葉日報

医療機器販売会社を告発=2900万円脱税容疑―東京国税局

2023-05-22 21:54:59 | 医療界
 支払手数料を水増し計上するなどの手口で所得を隠し、法人税など約2900万円を脱税したとして、東京国税局査察部が医療機器販売会社「メディカル・ブレイン」(横浜市都筑区)と同社の矢野純二社長(62)を法人税法違反容疑で横浜地検に告発したことが22日、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、矢野社長は米医療品大手の日本法人で十数年間営業職として勤務した経験があり、当時の部下や取引先が経営する会社に水増しした請求書の作成を依頼。2021年5月期までの3年間にメディカル・ブレインの所得約1億800万円を隠した疑いが持たれている。

 脱税で得た資金は自宅マンションのローン返済に充てたほか、知人女性が利用する長野県軽井沢町の別荘購入費用にも使うなどしたという。 

 メディカル・ブレインは人工関節を医療機関に販売するなどしている。同社の売上高は21年5月期で約21億円。取材に対し、矢野社長は「国税当局の判断と指導に従い修正申告を済ませ、納税を完了している。深く反省し、同様の事態が起こらないよう真摯(しんし)に対応する」とコメントした。

2023年5月22日 時事通信社