東京都文京区の東京医科歯科大歯学部付属病院で、男性歯科医師を刺したとして、殺人未遂と銃刀法違反の罪に問われた元日本医科大生、渡辺祐介被告(31)の控訴審判決公判が25日、東京高裁で開かれた。合田悦三裁判長は、「被告に殺意があったとした1審の判断は正当」として、懲役7年とした1審東京地裁の裁判員裁判判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
弁護側は「被告には殺意がなかった」と主張していた。合田裁判長は、被告が牛刀で攻撃した後、仰向けの被害者にまたがり、顔などに向かってペティナイフを繰り返し振り下ろしていることなどから「被害者の生命を侵害する危険性のある行為であることは疑いようがない」と指摘。1審に続いて殺意を認定した。
1、2審判決によると、渡辺被告は平成29年5月9日、病院の診療室で40代だった歯科医師の首や胸を牛刀などで刺し、約3週間のけがを負わせた。
2018.9.25 20:09更新 産経ニュース
弁護側は「被告には殺意がなかった」と主張していた。合田裁判長は、被告が牛刀で攻撃した後、仰向けの被害者にまたがり、顔などに向かってペティナイフを繰り返し振り下ろしていることなどから「被害者の生命を侵害する危険性のある行為であることは疑いようがない」と指摘。1審に続いて殺意を認定した。
1、2審判決によると、渡辺被告は平成29年5月9日、病院の診療室で40代だった歯科医師の首や胸を牛刀などで刺し、約3週間のけがを負わせた。
2018.9.25 20:09更新 産経ニュース