リスペクトコラムです。
先日の倉敷アブレイズの出陣式で、後援会組織を設けている事を知り、びっくりした訳ですが、その時にクラブの広報担当者(外部委託)とお話しました。その時に後援会の事例を調べて送ますよと言ってしまいました。実行あるのみなので、Vリーグクラブ(1部から3部まで)について調べてみました。
結果は以下の内容で、思ったよりありました。しかもJクラブでは公式ファンクラブと兼ねているパターンがありますが、Vリーグではほとんどが別の組織で、純粋な後援会組織でした。
【V1男子】
・サントリーサンバーズ(別にFCあり)
サントリーサンバーズ箕面後援会:https://www.suntory.co.jp/culture-sports/sunbirds/news/detail/20221006.html
・ウルフドッグス名古屋(別にFCあり)
ウルフドッグス名古屋西尾張地区後援会:https://mainichi.jp/articles/20190829/ddl/k23/050/176000c
・VC長野トライデンツ(別にFC組織あり)
VC長野トライデンツ駒ケ根市後援会
・パナソニックパンサーズ(別にFCあり)
パンサーズひらかた後援会:https://sukiyanen-panthers.jimdofree.com/
【V1女子】
・埼玉上尾メディックス(別にFCあり)
埼玉上尾メディックス後援会:https://amg.or.jp/medics/news/2022_23/news20220518.php
・日立リヴァーレ(FCなし)
日立リヴァーレ後援会:https://ameblo.jp/to0308shi/entry-10750079247.html
・KUROBEアクアフェリーズ(別にFCあり)
KUROBEアクアフェリーズ後援会:https://kurobe-aqua.shop-pro.jp/
・プレステージ・インターナショナルアランマーレ(別にFC組織あり)
アランマーレ後援会:https://www.facebook.com/profile.php?id=100063640446452
【V2男子】
・北海道イエロースターズ(サフィルヴァ北海道)(別にFCあり)
Safilva北海道後援会:https://safilva.spotuku.jp/
【V2女子】
・ヴィクトリーナ姫路(別にFCあり)
ヴィクトリーナ姫路後援会:https://www.victorina-vc.jp/boosterclub/
【V3男子】
・東京ヴェルディ(別にFCあり)
東京ヴェルディバレーボールチーム後援会:https://verdy.club/volleyball/news/info20211012/
【V3女子】
・倉敷アブレイズ(別にFCあり)
倉敷アブレイズ後援会
という内容でした。後援会組織はホームタウンから幅広く支援してもらう組織なので、市民クラブが中心というイメージがありましたが、実際はいろいろでしたね。アブレイズも企業チームだし、Vリーグはほとんどが企業チームなのですが、企業チームにも多くの後援会が組織されていました。
その中でも当ブログで特に注目するのが、やはりヴェルディさんと姫路さんですか。まずはヴェルディさん。2部所属と思っていましたが、いつの間にか3部所属でした。調べてみると、2020-21シーズン途中にV2の残り全試合を不参加にしたため、13位となってV3に降格していたとか。後援会ですが、以下の感じです。よく見ると、募集内容が2年前のものでした。今季は募集されるのかな。
【2021-2022シーズン後援会員募集】(2021年10月~2022年9月)
「■個人後援会員 普通会員 年会費 3千円 / 特別会員 年会費 一口 1万円
■法人後援会員 プラチナ 年会費 一口 10万円 / ゴールド 年会費 一口 5万円 / シルバー 年会費 一口 3万円
※特典:会員証の発行・選手参加の会員向けイベントへのご案内・年数回のグッズプレゼント(抽選)・ホームゲーム入場券の先行販売及び割引販売
法人プラチナ会員 リーグ戦招待/各日2名様以内、公式HPへのバナー掲載、チーム印刷物への広告掲載
法人ゴールド会員 公式HPへのバナー掲載、印刷物への広告掲載
法人シルバー会員 公式HPへのバナー掲載
個人特別会員 公式HPへの氏名掲載」
引用:東京ヴェルディバレーボールチーム公式HP
そして姫路さんです。後援会員事業所の名前もしくはロゴが並んでいますが、とにかく数が多い。数えてみると何と315社でした。姫路ってこんなにスポンサー(後援企業)が多いの?と、ちょっとビックリしてしまいました。金額はともかく、これほど多くの地元企業が手を挙げる事は素晴らしい事だと思います。
【ヴィクトリーナ姫路後援会】
「ヴィクトリーナ姫路をサポートする企業・団体・個人事業主の皆様により構成されるご協賛団体が「ヴィクトリーナ姫路後援会」です。地域の皆様の生活を豊かにするスポーツ文化の普及、子ども達には夢や目標を、住民の皆様には感動を共有し、地域全体を明るく健康で活気あるものにすることを目的に運営いたします。ご協賛金は、ヴィクトリーナ姫路のチーム強化費、女性アスリート支援、スポーツ普及、バレーボール教室等の普及活動を通じた「青少年健康育成」、ファンイベント、SDGs活動に活用いたします。
また、会員の皆様には選手への激励の場にご参加いただくことでチーム創りの一員としてヴィクトリーナ姫路をサポートいただきます。」
〔後援会の特典〕
1.限定オリジナルグッズ進呈(ヒノキの間伐材を使用した万年カレンダー)
2.貴社ロゴの露出(ヴィクトリーナ姫路公式HP、季刊誌、試合会場に企業名を掲載)
3.後援会の皆さまへご訪問(後援会様を選手が訪問)
4.後援会交流(後援会様同士の交流の場(イベント)を企画)
5.グッズ割引
6.後援会様向けメルマガ配信
7.後援会ロゴ使用権
8.ホームゲームご招待
まぁ、両クラブとも一般的なサービス内容だと思います。まずは同じVリーグクラブの事例を参考にしていただいたらと思います。当ブログとして「後援会」については大昔から記事の形で全クラブチェックで取り上げており、Jリーグの他に、Bリーグでも少し前にリスペクトしております。
Jリーグでは「松本型(公式FCとは別に後援会組織)」「柏型(公式FCから法人部門独立:独自運営)」「新潟型(公式FCが発展した形:独自運営)」「広島型(公式FCのうちの法人部門:クラブ運営)」の4タイプに分けて分析しています。Vリーグクラブでは圧倒的に松本方が多いという事になります。
Jリーグクラブでは、新潟さんや仙台さん、Bリーグクラブでは千葉Jさん、新潟さんが目を引いたかな。特に新潟さんにはJクラブと同様にBクラブでも全市町村に地区後援会が組織されています。アブレイズが今後どこの組織を参考にされるのかはわかりませんが、大いに参考して欲しいと思います。
#がんばろう日本
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