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優勝の味75

2023-11-06 00:01:41 | サッカー(Jリーグ(J1・J2)・国内)

 リスペクトコラムです。
 前節に町田さんが見事J2優勝、J1昇格を達成されました。34年の悲願という事でおめでとうございます。今季は本当に強かったですね。昨季はクラブのプロパティをめぐってサポカン等でやや荒れた印象を持ちましたが、今季は大幅なてこ入れで大きく羽ばたかれました。これは親会社効果という見方もありますが、監督や選手の部分はイコールにならないため、上手くフィットされて実を結んだと言えるのではないでしょうか。
   
【FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格 少年チームからのキセキに歓喜】
「サッカーJ2首位のFC町田ゼルビアが22日、来季のJ1昇格を決めた。アウェーでロアッソ熊本を3―0で下し、自動昇格する2位以内を確定させた。東京都町田市をホームタウンとするクラブは、長年の悲願だったトップリーグ初昇格を達成し、選手やサポーターらが歓喜に沸いた。」
J2町田公式HP該当ページ:https://www.zelvia.co.jp/news/news-248355/

 

FC町田ゼルビアが悲願のJ1初昇格 少年チームからのキセキに歓喜:朝日新聞デジタル

 サッカーJ2首位のFC町田ゼルビアが22日、来季のJ1昇格を決めた。アウェーでロアッソ熊本を3―0で下し、自動昇格する2位以内を確定させた。東京都町田市をホームタウンとす...

朝日新聞デジタル

 

【町田のJ2初優勝が決定!2位清水が熊本に敗戦、黒田監督の就任初年度で大輪の花を咲かせる!】
「FC町田ゼルビアのJ2初優勝が決まった。J2第40節で、首位の町田を勝点8差で追う2位の清水エスパルスは、ホームでロアッソ熊本と対戦し、1-3で敗戦。この結果、残り2試合での逆転が不可能となり、町田は29日のツエーゲン金沢戦を前に、戴冠が決定した。
 町田は今シーズン、青森山田高を高校サッカー屈指の名門に育て上げた黒田剛監督を招へい。FWエリキやFWミッチェル・デュークらを獲得するなど積極的な補強に着手し、指揮官の見事な手腕もあり、昨季の15位から大きくジャンプアップした。」
J2町田公式HP該当ページ:https://www.zelvia.co.jp/news/news-248719/

 

町田のJ2初優勝が決定!2位清水が熊本に敗戦、黒田監督の就任初年度で大輪の花を咲かせる! | サッカーダイジェストWeb

 

 町田さんへは岡山からデューク選手の移籍もありますが、原強化部長の移籍もありました。今にして思えば原さんの影響も大きかったのかもしれません。ネットを観ても、町田さんの成功要因について書かれたコラムがありましたので、リスペクトさせていただきます。
   
【FC町田ゼルビアのサッカーはJ1でも通用するか シンプルな戦い方を高い強度で徹底した黒田剛監督の手腕】
〔J2初昇格から11年越しの悲願達成〕
「2012年のJ2初昇格から11年越しの悲願達成は、決して平坦な道のりではなかった。2012年、J2初年度で最下位となり、1年でJFLへ降格。再びJ2へ戻ってくるのに3シーズンを要した。2016年、チームを立て直した相馬直樹監督のもと、2度目のJ2挑戦で一時は首位に立つなど躍進したものの、J1ライセンスの基準を満たせず、順位に関係なく昇格の可能性が潰えた。

 2018年は開幕から破竹の勢いで勝ち点を積み重ね、首位にも立った。しかし、またしてもJ1ライセンスの取得が叶わず、クラブ最高の4位としながらJ1参入プレーオフに参加できなかった。シーズン後、サイバーエージェントが町田の経営権を取得し、そこからクラブの環境は徐々に変化していった。
 その後、町田は2020年より2度目の指揮となるランコ・ポポヴィッチにチームを託した。2021年シーズンに5位となったが、今度はJ1ライセンスを有しながら前年のコロナ禍の影響でJ1参入プレーオフは実施されなかった。
 そんな町田の潮目が変わったのが、昨年12月のサイバーエージェント社長・藤田晋の代表取締役社長兼CEO就任である。」
〔守備の立て直しと基本の徹底〕
「町田は開幕戦で引き分けたあとに6連勝と快進撃を見せた。チーム体制が変わり、戦力も大幅に入れ替わりがありながら短期間でチームをまとめあげた黒田監督のマネージメントは見事だった。昨季の町田は42試合で50失点。その失点の多さから、黒田監督はすべての失点シーンの映像を徹底的に分析し、守備から立て直しを図ったという。」

〔シンプルなサッカーを高い強度で続けた〕
「今季の町田の強さは強固な守備がベースである。4-4-2のシステムを基本としながら相手によって3-4-2-1を併用し、高い強度と柔軟な対応力で相手の強みを消して、攻撃を跳ね返し、ボールを奪った。

 そして奪ったボールはターゲットのデュークにロングボールを送るか、あるいはペナルティーエリア横のスペースにエリキをはじめ、スピードのある選手を走らせて相手を敵陣深くに押し込み、徹底してクロスを入れた。そこで点が入らなくともその流れで得たCKやスローインといったセットプレーも町田の強みだった。」
「高い守備力がベースではあるが、その攻撃力も圧巻だった。39節を終えて73得点は、昨季圧倒的な攻撃力でJ2を優勝したアルビレックス新潟の最終的な得点数に並ぶ数字である。
 堅守速攻で堅実なクオリティを示した町田だが、来季に向けて懸念点も当然ある。一つは生命線でもあった前線からのハイプレスがはまらないと、チームのリズムが掴めなかった点だ。」

 

FC町田ゼルビアのサッカーはJ1でも通用するか シンプルな戦い方を高い強度で徹底した黒田剛監督の手腕

FC町田ゼルビアが悲願のJ1昇格を決めた。高校サッカーの監督から転身した黒田剛監督が1年目で見事な結果。1シーズン堅守速攻のシンプルなサッカーを高い強度で徹底し、J2...

集英社 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva

 

 町田さんは確か、Jリーグに参入後、初めてJFLに降格したクラブではなかったでしょうか。いくらJ1昇格プレーオフ圏内に達しても、J1ライセンスが無いために涙をのんだ事も覚えています。市民クラブとして苦労されていましたが、鳥栖さんのスポンサーからサイバーエージェント社が親会社に就いて、運命は変わりましたね。サポカンでサポーターの反論を受けていましたが、今にして思えばサポーターの本気度を確かめたかったのかもしれません。
 そして、昨年12月に藤田社長がクラブ代表に就任されて、直轄でチーム強化を図り、大型補強を断行。今季の栄冠にたどり着きました。昨季までは地元岡山より下位クラブのイメージでしたが、今季は別のクラブに思えていました。
 開幕前に高校野球の指導者である黒田監督の就任について、少しざわついた時期もありましたが、そういう声を見事に払拭する実績を残されました。見事な采配でした。
   
【サイバー藤田流「ギャンブル経営」炸裂!J1昇格・FC町田ゼルビア、来季の課題は戦力より…】

〔藤田晋オーナーの「ギャンブル経営」〕
「本拠である町田市立陸上競技場(町田GIONスタジアム)の設備の貧弱さ、資金力の乏しさに長らく苦しめられてきたゼルビア。転機は18年10月、IT大手のサイバーエージェントが経営権を取得したことだ。同社の配信サービス「AbemaTV」との連携で安定した収益を確保できるようになっただけでなく、町田市との連携で客席の増設や設備改修も実現。かつて仮設トイレが並び、ユニホームを着替える場所もなかったことを考えると、今のスタジアムは、見違えるほど生まれ変わっている。

 さらに22年12月には、サイバーエージェントの藤田晋社長が自ら社長・CEOとしてゼルビアに乗り込んだ。」
「藤田氏といえば、サッカー・ワールドカップ中継のために、決算を圧迫する規模の放映権料(推定約200億円)を注ぎ込むなど、そのビジネススタイルは「ギャンブル経営」とも称されている。また、麻雀・Mリーグのチェアマンや馬主でもあり、勝負師の顔を持つ。
 ゼルビアの経営権を獲得した際も、「5年でJ1昇格」「勝たなければサポーターもスポンサーも集まらない」といった考えを明確にしていた。買収5年目となる23年にオーナーに着任し、戦力補強の勝負に打って出た藤田オーナーの賭けは見事に奏功した。」
〔課題は「スタジアムへのアクセス」 最寄り駅から遠く離れた山の上〕
「ゼルビアにはなお重要な課題が残されている。町田GIONスタジアムへのアクセスに難を抱えているのだ。最寄り駅は小田急線の鶴川駅、京王線の多摩センター駅、JR淵野辺駅、JRと小田急線の町田駅などとされるが、実はこのスタジアム、駅から数キロメートルも離れた山の上にある。しかもスタジアムがある町田市野津田はもともと渋滞の名所として知られており、スタジアム送迎バスが渋滞にハマることも珍しくない。」

「新たなファン獲得のためにも、送迎バスの確保など、アクセス改善に今から手を打っておきたいものだ。」
〔実現するか?多摩都市モノレール延伸 まさかのゼルビア「Z」ルート?〕
「今、「多摩都市モノレール」(上北台駅~多摩センター駅、約16㎞)を、多摩センター駅から町田駅まで延伸させるプランが浮上している。すでに大まかなルートは決定しており、町田市内の都市計画道路は、中央部に橋げたを立てることが可能な道幅で建設されている。開通すればスタジアムのすぐ近くに駅ができることは確実であり、ゼルビアの試合を見に行くのに、格段にアクセスが良くなる。」

「ただし、建設には約1700億円もの事業費が必要で、かつ多摩都市モノレールや東京都にとっても、武蔵村山方面への延伸計画の方が優先順位は高く、石阪丈一・町田市長が目指す「32年度に延伸開業」は難しいかもしれない。」

 

サイバー藤田流「ギャンブル経営」炸裂!J1昇格・FC町田ゼルビア、来季の課題は戦力より…

東京都町田市に本拠地を置く「FC町田ゼルビア」が悲願のJ1昇格を果たした。前身となる少年サッカーチームの創立(1977年)から46年。転機は2018年10月、IT大手のサイバーエ...

ダイヤモンド・オンライン

 

 このコラムではいろいろ書かれていますね。サイバーエージェント社といえば、カタールW杯の放映権をAbemaTVで獲得され、観させていただいたのを覚えています。勝負師のギャンブル経営ですか。孫社長もそうですが、IT企業の経営者は皆さんそういうイメージがあります。地元岡山にもオーナーがおられますが、申し訳ないですが全然違います。藤田社長は企業の代表、木村オーナーは米国型の個人オーナーで見方を変えれば、クラブは個人所有。一個人の持ち物では・・・
 当ブログもその昔にGIONスタジアムに行った事がありますが、まさに山の上にあってよく歩きました。最近では「天空の城」路線で売っていますが、アクセス等が不安なのは確か。興行使用エリアもそんなに広くなかった覚えがあります。

 この試合で、太田選手の引退セレモニーも行われたそうですね。いいタイミングでファンフェスタも開催されるそうです。また、J2優勝・J1昇格パレードも行われるそうで、町田の街も一層盛り上がりますね。
 ちなみに今日の試合では山口さん相手に2-0で勝っています。J1に行かれても、エレベータクラブにならず、福岡さんや鳥栖さんのようにJ1を席巻して欲しいです。頑張って下さい。
J2町田関連⑨:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20220215
  〃   ⑧:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211120
  〃   ⑦:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20211019
  〃   ⑥:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20190415
  〃   ⑤:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20181002
  〃   ④:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20170823
  〃   ③:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20151210
  〃   ②:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20150820
  〃   ①:https://blog.goo.ne.jp/kataru-kai/d/20120510
#がんばろう日本

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