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練習施設・クラブハウス等について18

2023-11-11 00:27:03 | ファジアーノ岡山

 リスペクトコラムです。
 昨日の山陽新聞朝刊に目にした、というかその前に朝のラジオで、ファジと笠岡市の連携事業のニュースを耳にしました。長らく県南西部、井笠地域でファジの名前は聞かれなかったですが、それは突如出てきました。笠岡といえば河本監督の出身でシーガルズ、トライフープやリベッツの試合が時々行われていて、観戦だったりボラ参加したりしていましたが、決してファジの名前は出て来なかったです。いつしか笠岡でサッカーの試合をやっているのが福山シティさん、そんな地域状況でした。
         
【ファジ 笠岡にコート計画 育成選手練習、貸し出しも 市一部拠出 24年度完成目指す】
「笠岡市は8日、同市港町の岡山県営笠岡湊工業用地内に、サッカーJ2ファジアーノ岡山の運営クラブなどがサッカーやフットサルのコートの整備を計画していると明らかにした。2024年度中の完成を目指しており、市は企業版ふるさと納税を活用して事業費の一部を拠出する考え。
 整備はファジアーノ岡山スポーツクラブ(岡山市)が、スポンサーの合成樹脂繊維製造・萩原工業(倉敷市)の協力を得て行う。同社が来春の全面稼働に向けて整備している工場の敷地の一部(約2万5000平方㍍)に、同社製の人工芝を敷いたコート3面を設ける。2面はフットサル専用で、照明設備やクラブハウスも備える。
 主にファジアーノの育成部門の選手を練習で使用し、一般にも有料で貸し出す。整備費は約2億9000万円を予定しており、1億7000万円を笠岡市が企業版ふるさと納税で賄う。」
引用:山陽新聞
   
 中国新聞によると、U-15チームの拠点になるそうです。ユースではなくその下のジュニアユースチームですが、このように広大な練習場を持つのは画期的ですね。天然芝だったらもっと良かったのですが、協力スポンサーが人工芝メーカーなので、しょうがないです。
 この日経新聞の記事を見ると、「赤外線を反射することで温度上昇を抑える人工芝を開発し、ファジアーノ岡山の練習場として利用される灘崎町総合公園多目的広場サッカー場(岡山市)にこの人工芝を納入した。」とありました。2010年といえば政田ができる前で、確かに天然芝から人工芝に張り替えられた事を思い出しました。つまり、この頃からファジと萩原工業さんは関係があったという事でしょうか。
 選手を招いたイベントで地域の盛り上げを期待できるとあり、笠岡市もファジのU-15で地域おこしに取り組みたいのか。ファジの公式HPを観ると、U-15の練習場は4つ。政田、灘崎町、大安寺、当新田で、そのうち萩原工業さんが人工芝を敷いた灘崎町がありますね。これが数年のうちに笠岡に変わる訳ですね。
萩原工業公式HP該当記事:https://www.hagihara.co.jp/2019/02/01/20190201-1/
一社)ファジアーノ岡山SC公式HP該当ページ:https://fagiano-okayama-sportsclub.org/development-div/u15/

 個人的に思った事です。なぜ、このニュースがこのタイミングなのかと。ひょっとしたら福山シティさんの存在を意識したものかもと思ってしまいました。何しろ、福山さんの公式HPを観ると、活動エリアが備後エリアとあり、その中に井原・笠岡の名前が見られます。今までは中国リーグ所属でしたが、ちょうど今、地域決勝(全国地域チャンピオンリーグ)に出場しており、JFLに昇格する可能性が高い。一番早ければ2年後にJ3クラブになっているかもしれない状況。
 一方のJ2岡山は岡山市・倉敷市・津山市を中心とする岡山県全県がホームタウン。つまり、井原市と笠岡市が重複してしまう。まぁ愛媛や福島も同じ状況なので驚きはしませんが、地元岡山でもこうなってきたなと。
 全県の老舗クラブと、県内一部のエリアの新興クラブ。もっとも福山さんはホームタウンではなく、活動エリアだし、広島県と岡山県の違いもあります。ただ、J2岡山が笠岡市はうちのホームタウンだよと主張したのかもしれません。個人的にもまぁ広島県のクラブが岡山県に入り込んできたら、そりゃ一言言いたくなるだろとも思います。笠岡市もJ2岡山の方に、目を向けてくれたようだし。今後どういう動きになるのか注目していきます。
 あと、U-15の拠点という事ですが、政田からいきなり県の西のはずれに移転したら、いろいろな意味で上手くいかないかもしれないともちょっと思います。備前地域の人たちが「遠いだろ」と。難しいところですね。
#がんばろう日本

コメント
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