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教育経営簿

2005年11月30日 | Weblog
教員には、俗に「週案」とも呼ばれる手帳のようなものがあります。

正式には「教育経営簿」と言って、基本的に1週間の予定を立てたり反省を記入する用に年度始めに配布されます。しかし、これはただの手帳ではなく、定期的に管理職のチェックも入り、書かれた内容は万が一何らかの裁判になった時に証拠能力ももつらしいのです。逆にいえば、もし紛失したら大変な事態になることでしょう。まあ、A4サイズですのでなくすことは滅多にないと思いますが、誰か陥れたい先生がいたらこの経営簿を奪ってしまえば良いわけです。(前述の通り、バレれば裁判沙汰ですが。)
・・・いや、本気でやらないように。

まあ、ここまで書くとかなり厳格な物かと思われるでしょうが、はっきり言って使い方は個人によって様々です。隙間もないほどビッシリ書かれる先生も見えれば、1年の終わりに近づくに連れ内用が薄くなっていく先生も・・・どちらかといえば、ぶっちゃけ後者の先生の方が多いような気もします。ともすれば、管理職チェックのために慌てて書くという事もよくあることです。
正直な話、自分も3年目の週案は白々としていました。初任の週案は5年保存されるため一生懸命書いていましたし、2年目も勢いでその倍ぐらい頑張って書いていたのですが、どうにもこうにも時間が足りなく3学期からみるみる失速してしまいました。最近は週予定も時数計算もパソコンでやってしまいますし、何もなければはっきり言って自己満足以外特に役に立たないのが、この週案です。

しかし、今年の自分は一味違います。
校種が変わったこともあり、心機一転がんばって書いて事にしました。放課後クラスの子一人一人の姿を思い出し、様子や授業での達成度を記毎日欠かさず記録しています。・・・放課後に余裕があることと、人数が少ないからできる芸当ですけどね。マジで。
毎日書くのはやはり大変ですが、これがあると学期末の成績付けは非常に楽にできるのです。学期の様子を思い出そうにも、やはり時間が経っていると忘れてしまっていることが多いのですが、こういう毎日の記録があればそれをほとんど転記するだけで成績づけが完了してしまいます。そういう理由もあって、今年度の成績付けは前任校とは比べ物にならないほど楽に仕上がるわけです!

そのはずだったのですけど・・・頼むから成績付けの時期に週案提出はやめてくれ!!


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