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ロシアドーピング問題

2016年07月25日 | 時事
ロシア選手のリオ五輪出場、競技団体に委ねる IOC
ロシアの国家ぐるみのドーピング事件は、結局個別に判断ということになった模様です。

スポーツにおいてドーピングは絶対にあってはいけないことですし、これまでも何人もの選手が金メダルを剥奪され永久追放など、厳しい処罰が下されています。しかし今回の騒ぎは個人単位でなくドーピングを検査する側に手を回してアウトの選手をセーフとしていたという疑惑だったので、事実であれば非常に悪質であり、国家的な動きがないと成立しないような違反であることは明白でした。その後、ロシアの国家ぐるみの犯行であったことが証明されたわけですが、それでも個別の選手1人1人を見ていくと、ロシア選手全員がドーピングに手を染めていたというわけではないというのも事実のようです。4年に1度の祭典ですから、タイミング的に1生に1度のチャンスになる人もいるでしょう。そういう意味も含めて、ロシア丸ごと参加禁止ではなく、ちゃんとドーピング検査を受けて潔白を証明できる選手に限り参加しても良いということになった模様です。

しかしそうは言っても、五輪は国ごとに参加し、表彰台に上がれば国歌が流れますし、メダルの総数なども国別に比べられます。国家としての信用が揺らいでいる中、ロシア代表として参加するというのはどの道槍玉に上がってしまうのではないでしょうかね。いい成績を残してもどうしてもドーピングがどうのとかいわれますし・・・いずれにしても開催国は大変でしょうなあ。出場選手も確実に減るでしょうから、当然ロシアからの取材陣や応援にくる人達から得られるはずの収入や、スポンサー契約なども確実に影響が及ぶでしょう。まあ国として禁止にできなかったわけもこの辺にあるのかもしれませんね。

4年後でなくて良かった・・・しかし4年後も同じだったりして(笑)