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稀勢の里綱つなぎ

2016年07月24日 | 時事
稀勢の里、3敗キープも綱とりならず…白鵬に勝った日馬富士が8度目V/名古屋場所
優勝はなりませんでしたが、一応準優勝なので来場所も綱取場所となった模様です。

横綱への昇進条件は原則「2場所連続優勝」ですが、例えば上位陣が強すぎたり同世代に強い力士がいて星をつぶしあったりする場合には「優勝と、優勝に準ずる成績」で昇進することは前例がある模様です。準ずるということは準優勝という意味ですが、例えば優勝が15戦全勝で2位が11勝4敗とかではやはり見劣りしてしまいますよね。また仮に12勝3敗であっても3横綱に負けていては内容にケチがつきかねません。かつて貴乃花が全勝優勝した時も、既に何度か優勝経験があったわけですが、たまたま先場所が11勝4敗だったことで見送られたことがありました。その次の場所でまた全勝したので「文句なし」だったわけですが、仮に文句がつくとしても(笑)例えば前半取りこぼしたけど横綱には勝って準優勝だったとか、最後まで競って優勝決定戦で負けたなど、「優勝してもおかしくなかった」という準優勝じゃないといけないというわけですな。

なので、やはり稀勢の里の場合、現状は横綱が3人いるので中々優勝できにくい状況であることを加味しても、まだ一度も優勝していないというのはどうしてもネックになってしまいます。今場所も惜しいところまで行きましたけど、鶴龍が休場していましたし日馬富士には完敗しています。仮に優勝決定戦になっていたとしても今場所の内容では決して良いとは言えませんよね。横綱に求められるのは「毎回優勝争いに絡める力」です。待望の日本人横綱ということでハードルを下げるのではなく、ファンとしては堂々と連続優勝して上がってもらいたいものです。