(株)カプロラクタム-blog

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位置情報付き画像

2012年11月15日 | 時事
添付画像データ改ざんか PC遠隔操作、捜査攪乱狙う?
要約すれば「先週の相棒見た?」といったところでしょうか。

最近のデジカメにはGPS機能がついていて、画像に撮った場所の位置情報が組み込まれているそうです。自分も先週の相棒を見て初めて知りました。「最近の」がどれくらい最近なのかは分かりませんが、スマホで撮った画像にも、位置情報や撮った方角、機種等の情報が含まれているようです。
そんな感じで、警察もおそらく相棒を見ていたのでしょう。例の遠隔操作真犯人が送ってきた画像を調べて、あるアパートの位置情報を突き止めたわけです。ところが、世の中にはその情報すらも改竄できるソフトが存在するようで、まんまと騙されてしまった、というオチのようです。時期的にも、真犯人もまた相棒を見ていて、さらに裏をかこうと考えたのではないかと思います。しかもまたヤフー知恵袋に「位置情報を改竄するソフトはありますか?」などと質問していたりして・・さらに拾ったそのソフトに遠隔操作ウイルスが組み込まれていて墓穴を掘り、「失敗した」というメールで攪乱を謀った上で自殺しようとしたところ、右京さんに見つかってしまうとか・・・相棒ならそこまでやりそうですな。

まあ邪推はさて置き、この機能って冷静に考えると、ネットに自分の撮った画像を加工しないまま(撮ったまま)送信してしまった場合、その画像を拾った相手に自宅の場所やその日の行動範囲まで公開してしまうという恐ろしい機能なのではないでしょうか。GPSの位置情報というのは携帯の基地局レベルでなく、カーナビで今自分の車が世界の中のこの道を走っていますぐらいの精度があるわけですし、今回も誤った情報だったとはいえ、翌日にはアパートの1棟にまで特定されたわけですからね。IPアドレスも、どの家のパソコンかまでは特定できますが、サイトの管理者やプロバイダに協力を求めないといけないわけですし、GPSの情報をどう解析するのかは分かりませんが、もしそれが簡単だった場合、来週頃にはネットアイドルを襲ったストーカー事件が多発する可能性もあります。便利すぎる機能も考えものですな。

とりあえず、自分のデジカメや携帯は古く、まだGPS内蔵でないようで、撮った画像から目に見える位置情報は確認できませんでした。ただ、GPS機能がついた最新のデジカメや、ほぼ間違いなくGPSが内蔵されているスマホの写真をネットで扱うときは注意が必要のようです。