長城で遭難

長城で不明の柳井さん、死亡確認…犠牲者３人に
まあ、自分もある意味遭難しかけたので偉そうなことは言えませんが・・・

現場は、自分も行った八達嶺長城の男坂（左側）方面を２０kmほど進んだところのようです。確かに自分が行った時は１時間ほどの自由時間しかなかったため、おそらく１kmほどしか登っていないと思いますが、１つの峠になっている所（南四楼？）で折り返した際、向こう側に見える石畳は既にそれほど整備されているように見えませんでした。基本的に中国は観光客が見られるところだけ整備すればよいという感覚なので、中心地のビル街でも一歩路地に入ると途端に荒れ放題ですからね・・・悪天候も重なり、最悪の事態となってしまった模様です。

まあ、そんな誰でも知っている中国の整備事情を日本の観光企業が知らないというのは言い訳に過ぎませんから、現地を責めるのは酷でしょう。日本ですら、軽装で山に入って遭難する事例は多々ありますし、山を舐めたらいけないという戒めとして、登山愛好家には安全第一で楽しんでもらいたいものです。