《河童》の旅メモ

富雄川流域探索

平城京を歩く「遷都1300年祭開催6」

2010年05月05日 | Weblog
元明天皇も見たであろう大極殿からの景色「天子南面す」がこれだ!場所はその後東側に移るが第二次大極殿からも桓武天皇までの歴代天皇が見たであろう景色が目の当たりに広がる。
(今日の歴史=1860年咸臨丸がアメリカより浦賀に帰着する)

平城京を歩く「遷都1300年祭開催5」

2010年05月04日 | Weblog
第一次大極殿と第二次大極殿がある。朱雀門の真北800メートルに今回復元されたのは第一大極殿。幅44メートル奥行き20メートル、高さ27メートルある。70センチもある朱色の柱は44本。屋根に葺かれている瓦は約97,000枚使われた。今回の再建に約9年を要したが藤原京が飛鳥から遷都をしわずか16年で平城京への遷都をしていることを考えると、当時重機もない、セメントもない時代、どれほどの期間でこのような建物が完成したのだろうか?。9年も掛かっていたとするならば恭仁京への移設は間に合わなかっただろう。
(今日の歴史=878年藤原保則が陸奥の蝦夷平定に出発)

平城京を歩く「遷都1300年祭開催4」

2010年05月03日 | Weblog
歴史館の外に展示されている。全長約30メートル、マスト約15メートルで、当時の遣唐使船を色々な資料を参考に復元された。当初は仏教の経典の収集を目的として始められたたがその後政治色が強くなる。一艘の乗員は150名ほどで2~4艘ぐらいの船団を組んで日本海を渡った。630年ごろから始まった遣唐使であるが894年菅原道真の建議により中止されるまで、12回から20回派遣されておりその数は数え方にもよるが約35隻。そして遭難した船は10隻を数える。華やかな裏側も知って楽しみたいものだ。
(今日の歴史=819年空海が高野山金剛峰寺の創建に着手する)

平城京を歩く「遷都1300年祭開催3」

2010年05月01日 | Weblog
塀に囲まれた大極殿。この大極殿と交流広場間には「ハートフルトラム」が運行されているが、利用できるのは、当然ながら高齢者、障害者、妊娠中の方、歩行困難な各方や3歳以下の子供となっている。ここ平城京は大極殿東側にも見るところがあるので、当時の都を思い馳せながらゆっくりと散策をするのが良い。出来れば資料を片手に!決して物見遊山のイベントではないことを理解して欲しい。
(今日の歴史=1952年皇居広場でメーデー参加者と警察官が衝突し二名の死者と多数の負傷者を出す)