杵築神社の神事は「今津の蛇巻き」と呼ばれ、やはり五穀豊穣と男子の成人を祝う節句行事として、八坂の鍵の蛇巻きとならんで、大和の野神行事として無形の民族文化財として文化庁より指定されている。(説明板より)
鍵の蛇巻き・八坂神社の西に大和川とつながる寺川という川が流れている。その少し下流域に今里と呼ばれている所がある。大阪と大和の物資交流の川舟の港として重要な位置を占めていた。その堤防の下に「杵築神社」があり、八坂神社とは約400メートルの距離にある。この神社でも八坂の蛇綱神事と同じく、今里の蛇巻神事として同じ日に行われる。