月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

両親を連れて、お礼のランチへ

2016-10-01 | 美味しいもの
8月の母の誕生日も、9月の父の誕生日も何もできなかった。
そのうえ、両親には病気のことでいろいろ心配をかけたのに、何もお返しができていなかった。
そこで、両親を誘って、少し贅沢なランチへ。

京都・烏丸にある「アッシュ・スプランディード」さんへ。
入口はこんなところ。


よく「うなぎの寝床」というけれど、本当に長い長い細い道を歩いてドアにたどり着く。
こちらはランチもディナーもそれぞれ1日3組限定、1回転だけのお店。3つ部屋があるから、必ず個室になる。
通された部屋は密室という感じはなく、ドアも少しガラス部分があって、開放感がある。
今回は4人用にセッティングされていたが、端に使わない椅子とテーブルが置いてあったので、おそらく6人まではいけるのでは?
豪華すぎて緊張することもなく、アットホームすぎることもなく、ちょうどよい落ち着いた雰囲気。

料理は5500円(税込み)のコースを予約しておいた。

冷たい前菜は、ガラスのお皿に美しく盛り付けられていた。
信州鱒といろいろ野菜。
食べたことのないような珍しい野菜もあった。
こういう一皿は目にも嬉しい。


温かい前菜は、白身のお魚にラタトゥイユのソースが添えられていて、上に乗っているパセリとパン粉のカリカリの食感もいい。
とても美味しかった。


スープはいろんな野菜と豆が入っている。
体にいい感じ!すごく好きだ~


メインは4種類から選ばせてもらえた。
但馬牛のステーキ、カンザス牛(フィレ)のステーキ、牛タンの焼いたやつ、魚料理から。
両親は魚にすると思ったら、二人ともカンザス牛という。夫は但馬牛。同じではつまらないので、私は魚を頼んだ。

それが、魚料理がめっちゃ美味しそうで!


さあ食べようと思ったら、父がじーっと見て「かおり、牛と替えてやる」と言い出した。
どうやら、私の魚が美味しそうで食べたくなったらしい・・・。
「そういうときは、替えてやるではなくて、替えてください、でしょ!」と言いながらも仕方なく交換。

私は私で牛が食べたかったのでよかったんだけど。
こんなの。柔らかくて、ほとんどレアなんだけど、めっちゃジューシーで旨い~


夫のはこれ。夫の顔を見たら「めっちゃ美味しいんや!」とわかった。


デザートもいろいろ盛り合わせ


さらに紅茶(orコーヒー)と焼き菓子も。


どれも美味しくて大満足だった。
2時間くらいかけて、ゆっくり食べた。(と言っても、うちの両親はびっくりするほど早食いなのだが・・・)

お酒を飲みながらのフレンチは、もう少し家庭的な料理だったり、味付けのやや濃い目のボリュームあるものがいいが、ランチでコースの時は、少し味付け薄めのあっさりしたものがいい。
こちらはフレンチといっても野菜をたっぷり使っていて、ボリュームはあるのにぺろっと食べられた。
シェフが意欲的で、見た目に美しいのもいい。

ネットで予約した時、備考欄に「70歳を超えた両親を連れて行くので、あまりボリュームはなくてもいいです」と書いていたのだが、そんな心配は全く必要がなかった!
みんなひとかけらも残さず、そのうえ、パンのお代わりまでしていた!!
とにかくよく食べるのだ、うちは・・・。

何にしろ喜んでもらえてよかった。

翌日は夫の実家にも行き、これで両家にお礼ができた。
両方とも、両親たちはずっとニコニコしていて、ああ、本当に私の快復を喜んでくれているんだなぁと実感。
親にこれ以上心配かけないよう、再発しないように元気でいないといけないなと、改めて思った2日間だった。

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