月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

久しぶりの「なな治」

2016-09-30 | 美味しいもの
いつからか、私とゆうちゃんといわさきっちの3人はお互いの誕生日会を必ずするようになった。
プレゼントも贈り合い、美味しいものを食べに行く。
今回はいわさきっちのお誕生日会で、私が「いいよ」とオススメしてから何年もずっと行きたがっていた京都の「なな治」さんへ。

数年前は予約なしでも入れて、私と夫のお気に入りのお店だったのだが、いつの間にか食べログの点数が跳ね上がり、全く予約のとれない店になってしまったのだ。
店主が病気になり、店を休業していた期間もあり、私も行くのは本当に久しぶりだった。

カウンターが7、8席と、4人掛けテーブルが1つ。
場所は行きやすく、河原町四条を上がり、三条の少し手前で東へ入る。
木屋町の手前左に見えてくる、本当に小さなお店だ。

ここに来ると必ず注文したいのが「串揚げ7本セット」1450円。
串揚げと言っても単なる串揚げではなく、かなり凝っている。
3セットにすると他のものを食べられなくなったらイヤなので、2セットを注文して3人で分けた。(結果的にちょうどよかった)


写真で見てもわからないだろうが、海老と大葉を挟んだものや、芥子蓮根、生麩、エンドウ豆のクリームコロッケ風、マッシュルームチーズ、シャインマスカットを使ったものなど・・・。とにかく手が込んでいる。




あとは定番の胡麻豆腐の揚げ出し。
とっろとろ!


こちらも定番の蛸のやわらか煮。
間違いなく旨い。


定番の後は、本日のメニューの中から、グジの酒蒸し。
美味しいけど、カマが出てきたのでびっくり!それならそうと書いておいてほしい・・・。
っていうか、酒蒸しというからには、ふんわりとした身を想像しているのだから、カマにするのはどうなのかと思う。
唯一不満が残った料理だ。(味は美味しい)


かつおの塩たたき。
こちらも美味しかったけど、私は「たたき」にうるさいので、自分の中ではベストではなかった。
やはりたたきは藁で焼いてほしい。
口に入れた瞬間の藁の香りがたまらないという、あれがたたきだろうと思ってしまう・・・。
だから、お刺身と思って食べれば十分に美味しいものだった。


鴨と九条ネギの小鍋。
味付けが意外に濃いけど、旨い。


締めはこちらも定番の、ちりめん山椒焼飯。
ちりめん山椒をチャーハンにしようというのが京都らしくていい。
こちらはあまりに美味しかったので、家で真似して作っている。


久しぶりに来たけど、やっぱり美味しいお店だなぁ。
日本酒は以前よりラインナップが広がっていて(前は滋賀のお酒が中心だった)、今回は東洋美人、東一、安芸虎を頼んで3人で分けながら飲んだ。
二人があまり飲めないので、この3人だと私も自然と酒量が減る。ありがたい(笑)

誕生日プレゼントも喜んでもらえたし、いつもながら楽しい会だった。
「次は忘年会だね」と、もう次の約束も。
10月の検診をクリアして、12月にまた元気に会えたらいいな。

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