月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

ラーメンの思い出

2019-02-03 | 生活
大分県というと暖かいイメージだが、酒蔵のある場所はとんでもなく寒かった。
盆地で、大分の中でも特別に冷え込む地域だという。
そのうえ、全国的に寒い日で、もともと風邪気味だった私は薄着で何時間も酒蔵の中にいて、風邪を悪化させて帰って来た。
最近は酒蔵も衛生管理に厳しいところが増え、この蔵でも白衣と帽子と長靴を着用させられた。前髪1本も出ないように帽子もかぶる。
白衣を着るからさすがにダウンは脱いだほうがいいだろうと思ったのが間違いだった。
モコモコになっても着ておくべきだったと後悔。

1泊2日の取材を終えて、帰宅するとぐったりしていた。
原稿がたまっているから少しでもやりたいのだけど、何にもする気持ちにならず、ホットカーペットの上で布団にくるまってぼんやりして過ごした。ちょっとだけ現実逃避。

録画しておいた朝ドラ「まんぷく」を観る。
福ちゃん、偉いなぁと思う。
妻の鏡。偉人の妻というのは、やはりすごい。こういう妻でなければ全く新しい発想のものをこの世に生み出すなんて無理なんだろうと思わせられる。

私は「ラーメン」という食べ物がそれほど好きではない。
インスタントだとか、有名店のものだとか、そういうことは関係なく、「ラーメン」そのものに食指が動くことがないのだ。
1口目は美味しいと思っても、丼の半分くらいまで来る頃にはもう飽きている。この味がまだ続くのか、と思う。

だから、自分で買うことも店に行くこともほとんどなかったのだが、この1、2年はどちらかと言えば食べているほうかもしれない。
キャンプに行くようになって、昼ごはんの時に、ご当地名物のラーメンを食べることがあるのだ。(夫がラーメン大好き)
また、酒蔵の取材でもお昼ごはんがラーメンになることが多い。(取材メンバーがラーメン好き)
昨年はたぶん5、6回は食べた。

そんな私でも「まんぷく」を観ていると、久しぶりにチキンラーメンやカップヌードルを食べたくなる。
安藤百福さんのすごいところは、全く新しい発想の「即席ラーメン」というものを開発しただけでなく、その商品が今も残り、超ロングセラー商品として愛されているということだろう。
これだけ新しいラーメンが発売される今もなお、消え去ることなく新たな世代のファンを作り、食べ続けられるということのすごさ。
そんなことも感じながら、毎日楽しみに「まんぷく」を観ている。

大人になってから自分でインスタントラーメンを買うことはほぼなかったが、子供の頃は今よりずっとインスタントラーメンを食べていたような記憶がある。
母が働きづめだったし、土曜の昼は姉と2人でラーメンや「焼きそばUFO」を食べることがたまにあった。(あまりジャンキーなものを買い与えられなかったので、むしろ、インスタントの日は嬉しかった)
当時の袋麺で言えば、私はチキンラーメンよりもエースコックのワンタンメンがお気に入りだった。
そして、「中華三昧」というラーメンが発売された時は、その麺のクオリティの高さにかなりの衝撃を受けた気がする。小学4年か5年くらいだったか?
「サッポロ一番」はいまだに食べたことがないが、なぜかまわりに「サッポロ一番の塩ラーメンが一番旨い」と言う人が何人かいる。
いつか挑戦してみよう。

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