月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

笑顔の連鎖

2016-01-10 | 想い
三連休はどこにも遊びに行けなかったが、夫と夜ご飯だけ食べに行った。
といっても高槻で、特にお高くもない普通のお店なのだが。

久しぶりにゆっくり二人で話ができてよかった。
夫はこれから仕事をどうするか迷っている様子。
今の会社に勤め続けるのか、独立するのか。

同じ世代の人と比べたら、ずいぶんお給料ももらっているし、辞めてしまうのはちょっともったいない気もするが、彼の人生だ。
好きに生きてほしいし、こういう時に私がお荷物にならないようにと思って、ずっと自立して対等な関係を築いてきたつもりだ。
いざとなったら、私が夫を養うくらいの気概はある。
抱えきれず、もう完全にあふれてしまっている仕事量。多くのものを犠牲にしながら成長してきた。
一体どれほどのストレスだろうかと考えるだけでかわいそうになる。
なんとか彼らしく生きられる道を選んでほしいと思う。

私は「生活」が戻ってきたので、とても心穏やかに毎日を過ごしている。
こんなふうに静かな心でいられるのは久しぶりだ。
何をしていても楽しく、幸せな気持ちになる。
「私はいつからこんな怠惰になってしまったんだろう」と悩んでいたのがウソのよう。本来の私が毎日テキパキと動く。やりたいことが山のようにあって、あっと言う間に1日が過ぎる。でも楽しい。

心穏やかだと、夫に対してもやさしい気持ちになれ、ご飯を食べながらずっと笑顔。
私がニコニコするから、夫もニコニコして、またその顔を見て私もニコニコ。
ずっとニコニコ笑顔の連鎖が続く。
こんな幸せがずっと続いたらいいのにと思うだけで、涙が出そうになる。

こっち側の世界に連れてきてくれてありがとう。
いつも夫にそう感謝している。
仕事がまた忙しくなるまで、なるべく家のことを頑張ってやってあげたい。

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