月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

秋の味覚でグルメキャンプ

2021-09-30 | キャンプ
ようやく緊急事態宣言が解除される。酒提供が許される。
「待ってました!」という感じだ。

緊急事態宣言のせいで、8月の北海道キャンプは自粛、9月の三連休は仙台旅行のはずだったが、それも自粛。
仕方なく、また近場でキャンプばかりしていた。
先週は2回。
19・20日は丹後地方、23・24日は美山へ。(どちらも京都府)

丹後地方は「てんきてんき村オートキャンプ場」というところで、天気が良く、海が青くてきれいだった。
テントサイトは川沿いで、すぐそばに海が見える。


ロケーションは最高のキャンプ場だ。


相変わらずのグルメキャンプなので、今回もせっせとキャンプ飯に挑戦。
まずは、ガーリックシュリンプ。
メスティンに生の海老を入れてビールを注いで茹でる。
それからスキレットにオリーブオイルとみじん切りのニンニクを炒めて、茹でた海老を加えて、最後にバターを溶かし、パセリで彩りを。
前菜にちょうどいい、ビールのおつまみ!


今回のメインはきのこのペンネグラタン。
「早ゆでペンネ」を使えば、お湯を沸かして茹でなくても、そのまま加えて大丈夫。だから、スキレット1つでできる。
今年新調した焚き火台の特長は、「下」で調理ができること。
ピザやグラタンなど、チーズをのせた料理にぴったり。チーズをぐつぐつさせて、焼き色をつけられるのだ。
こんな感じに使う。


いぇーい!!
簡単なのに、アウトドアとは思えないクオリティ。
もちろんお味もバツグン。


海沿いのキャンプ場だから、絶対近くに鮮魚店があるだろうとにらみ、探したらやっぱり歩いて行けるところにあった。
そこで、のどぐろの一夜干しをGET!!
高級魚なのに、こんな安く買えるなんて。


これは炭火で焼いて食べた。
やっぱりね、のどぐろは旨いよ。甘味が違う。


もう1品。
旬の秋鮭を使いたかったので、ホイル焼きにした。
チンゲン菜とマイタケ、生姜の千切りを加えて、味付けは酒、醤油、ごま油で中華風に。
これがまた旨い。ごま油最高!
夫は「今日食べた中で、これに入ってるチンゲン菜が一番旨かった」と言っていた。


夕暮れ時はしみじみと。


お酒は、「美丈夫」のひやおろし。これもよかった。


翌朝は、スイーツに挑戦。
初めての「スモア」だ。
スモアとは、マシュマロを焼いてとろけさせて、チョコレートと一緒にビスケットで挟んだもの。
アメリカではメジャーなアウトドアスイーツらしい。


見た目はいまいちだけど、味はおいしい。
というか、この組み合わせでおいしくならないわけがない。

やっぱりこの時季のキャンプはいいな。
虫は減ってほとんどいないし、暑くも寒くもなくて過ごしやすい。

帰りに宮津でお昼ご飯を食べて帰ることにした。
またもや私の「おいしいものアンテナ」発動。
有名店とか、雑誌で見たとか、そういう情報に頼らなくても、なぜか自分のアンテナで名店を見つけてしまう。

今回寄ったのは「カネマスの七輪焼き」というお店。
丹後の海で朝獲った魚を薄塩水に漬け込み、短時間干して、限りなく生に近い状態にした「一刻干し」が売り。
店内にはその「一刻干し」の魚がずらりと並んでいて、自分で見て選ぶことができる。
それを目の前の七輪で炭火焼きにして食べるのだ。
基本的には自分で焼くのだが、焼きすぎたりしないよう、店員さんがしっかり面倒を見てくれる。
食べやすいようにハサミで分解したり、火の通りにくい部分を下にしたり。食べごろになると「はい、もう食べられますよ」と合図もしてくれる。

私たちは、丸ハギ、イカ、太刀魚を選び、焼き野菜、ご飯、汁物、漬物のセットも頼んだ。




おいしかったなぁ。
お腹もいっぱいになった。満足度高い。
「かおりって、ほんまに店見つけるのうまいよなー」と夫に感心された。

このお店はまた行きたい。
今回、いろいろ食べたかったので、小さめの魚ばかり3種類選んでしまったのだが、店を出てから「甘鯛とか大物を1尾にしたほうが良かったかもなぁ」と後悔した。
小さい魚は食べづらいし、火の通りも早い。
きっと大きな甘鯛なら、もう少しふっくらした身の部分を楽しめただろうと思ったのだ。
まあ、次回の楽しみにとっておこう。


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