月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

ファスティングの宿へ ~1日目

2021-04-05 | 生活
健康本『「空腹」こそ最強のクスリ(著:青木厚)』が売れまくっているらしい。

ものすごく簡単に言えば、


ノーベル賞を受賞したオートファジー研究から生まれた、
医学的に正しい食事術=「16時間断食」

睡眠時間を上手に組み合わせて
「16時間断食」(1日16時間は食べない)だけで、
細胞内の悪いタンパク質や細菌が除去され、
全身の細胞がみるみる修復!


ということらしい。
私は少し前に、オリラジあっちゃんのYouTube大学で知った。

頭は冴えるし、痩せるし、疲れにくくなるし、ガンまで予防・改善できるというのだから、これはすごいなと思っていた。
本をちゃんと読もう読もうと思いながらも、読みたい小説がたまっているので、実際はまだ読めていないのだが。

でも、この本を知る前から、ファスティングに興味があった。
たぶん、ガンのことを調べていた時に気になったワードだったんだと思う。
自分で実行するのは難しいし、間違ったやり方をすると危険もあるので、ちゃんとしたところで学びたいなと思っていた。
そして見つけたのがファスティングの宿。(検索でブログが引っかかると嫌なので、場所や名称などは書きません)
コロナがあったり、なかなかまとまった時間が取れなかったりで、行くまでに時間がかかったが、今週は仕事の谷間。(来週は北海道だ)今しかないと思い、1週間前に予約した。

今日は初日。3泊4日のプランだ。

15時にチェックインして個人カウンセリングを受け、部屋へ案内された。
部屋は6畳くらいの和室。(トイレ・風呂・食堂は共同)


荷物を片付けたり、メールチェックしたりしていたら、もう夕食。
ここはファスティングといっても、水だけのような「断食」ではなく、朝食はスムージー、昼と夜食は玄米と発酵食品での超少食ファスティングなのだ。
この道30年のプロがきちんと指導してくれ、食後には30分~1時間程度のファスティング講座まである。

17時、初めての食事だ。


多く見えるかもしれないが、玄米が40g、その他が合わせて60g。
これを1口ずつ48回以上噛んで食べる。口に入れるたびに箸を置くので、たったこれだけ食べるのに40分かかった。
この「よく噛む」ということがポイントらしい。
このほかに口にしていいのは、水と宿で出されるハーブティーとタンポポコーヒーのみ。

食事はとても美味しかった。噛むことも思っていたより苦痛ではなく、しっかり良いものを身体に取り入れられていると感じられた。
(今、21時40分だが、お腹も減っていない。)

コロナの関係で、今は4名(女性棟は。男性は別の棟がある)しか受け入れていないとのこと。
今日は2日目の人も合わせてちょうど4名だった。
食事の後は講座を受けるのだが、私がガンということもあって、一人だけ個人的に話もしてくださったので、私はトータル1時間20分も聞いていた。
その後、順番に入浴。
20時頃、ようやく部屋で落ち着けた。
いろいろ初めてのことで緊張感があったせいか、すでに眠い。

今回、ファスティング宿に来た目的は3つ。
1つは体質改善。もちろんガンの予防・改善につなげたいと思っている。
3日や4日でどうにかなるものではないので、これはあくまでも「きっかけ」と「学び」の場だと思っている。
学んだことを持ち帰って、完璧にはできないまでも、できることをできる形で続けていきたい。

2つ目は規則正しい生活に戻すため。
ここ1カ月ほど、原稿に追われ、出張が続き、友達と会ったり花見をしたりとイベントが続き、それによって生活が完全に乱れていたのだ。
ここでの3泊4日をきっかけに、もう一度規則正しい生活に戻したい。

3つ目はリフレッシュ。
出張や旅行は楽しいけど忙しいので本当の意味でのリフレッシュにはならないし、自宅での休暇は家事から逃れられない。
だから、何をするでもなく一人で、自分自身に向き合いながらゆっくりしたかったのだ。
ちなみに食事と講座以外はすべて自由時間だ。何をしてもいいし、どこに出かけてもいい。(観光する人もいるようだ)

【私のスケジュール】
6:00 起床 → 瞑想 → 身支度 → ウォーキング
8:00 朝食
8:30 ファスティング講座
9:00 仕事(原稿執筆)
12:00 昼食
13:00 ウォーキング → 文章を書く(仕事以外)
17:00 夕食
18:00 ファスティング講座
19:30 入浴
20:00 読書
22:00 就寝

午前中だけ仕事をして、あとは自分の文章を書いたり読書したりする。
時々ウォーキングで体も動かす。

規則正しく、リフレッシュだ。

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