月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

キャンプの話 ~青川狭キャンピングパーク

2018-01-16 | キャンプ
今日は家から一歩も出ずに原稿書きという、特筆すべきこともない1日だったので、昨年最後のキャンプの話でも書いておこうと思う。
12月16・17日に、三重県の青川狭キャンピングパークへ。
実はここは高規格で大人気のキャンプ場。普段の週末は常に満員で全く予約をとることができない。
なんとかとれたのがこんな時期・・・。それでも決してガラガラということはなかった。

私たちは直火で焚き火ができる「水辺サイト」を予約。
(直火ができるところは少なく、普通は焚火台を使用しなければならない)

このキャンプ場、何が人気の要因かと言えば、各サイトが広めで電源付き、施設内にお風呂もあり、売店やレンタル品も充実していること。
しかし、その分、高い。
バリューシーズンでも4000円。さらに入場料が1人1000円もかかるのだ。つまり、2人で泊まるとこの時期でも6000円!!
ハイシーズンになると、プラス2000円だ。
こんな高いキャンプ場って、どれほどのもんだろうかと思い、とにかく行ってみた。

確かに川はサイトの前を流れているし、山の中でロケーションは最高だ。
いろいろ充実しているのもわかる。
でも、ハイシーズンに8000円も払うとしたら来ないだろうなぁとは思った。残念ながら・・・。

ただ、今回はもう1つ目的があった。ここはレンタルが充実しているので(有料)、買おうか迷っているキャンプ道具を試してみることができる。私はずっとガソリンのランタンが欲しかったので、夫に頼んでレンタルしてもらい、お試しで使ってみることにした。
スタッフに使い方も丁寧に教えてもらえたのでよかった。

そして点灯してみると・・・
さすが!この明るさ!!



明るいだけでなく、灯がやさしいのだ。
普段使っているLEDは明るいと目が痛くなるような感じなのに、こちらはずっと見ていられる。
すっかり惚れ込んで、絶対買おうと決めた。

盛り上がったのもつかの間。この後、いつものように焚き火を始めたら、突然雨が降ってきた。
仕方なくテントに引っ込んだ。
ああ・・・私の楽しみ、焚き火ができないなんて・・・(泣)

そして、大変なのはここからだった。
翌朝、雪が降り始めたのだ。

最初はこれくらい。



それがあっという間にこんなことに・・・。



翌日もテントから出ることができなかった。
そのうえ寒い。当たり前だが寒い。焚き火もできないから暖をとれない。
さらに、いつもは本を持ってきているのだが、結局読むことができないので、「もう本はいいかー」と、今回に限って持っていっていなかったので、何にもすることがない。
私はとにかく「ボーっとする」ということを憎んでいる人間なので、何もすることができないこの時間が耐えられなかった。

踏んだり蹴ったりとはこのことで、やることがないから率先して洗い物でもしようと炊事場へ行ったら、帰りに階段で溶けた雪に足を滑らせ、あっと思ったら尻もちをついて5段ほど滑り落ち、最後に後頭部を思い切り打った。
その拍子に洗い物を入れていたバケツから包丁が飛び出した。あぶねー・・・

溶けた雪の上の階段で頭から足先までしっかり寝ころび、天を仰いだ。
頭がガンガンしていたが、誰かに見られたら恥ずかしいという想いのほうが強く、すくっと立ち上がり、泣きながらテントまで帰った。
そんな状態で、雪の中の撤収・・・。

驚いたのは、キャンプ場から車で10分程度の場所まで来ると、全く雪が降っていなかったことだ。
スタッドレスタイヤでもないし、チェーンも巻いていないので、雪道が大丈夫だろうかと夫がとても心配していたのだが、「降っていない」どころか「降った形跡もない」。
あのキャンプ場の一帯だけ雪が降っていたようだ。

こんなさんざんなキャンプだったにも関わらず、すでに年明けにキャンプに行っているという・・・。
私って好きになると本当に「懲りない人」だ。

ちなみに、私がガソリンランタンを気に入って、欲しい欲しいと言っていたら、クリスマスに夫がプレゼントしてくれた!
次回、デビューさせる。

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