月と歩いた。

月の満ち欠けのように、毎日ぼちぼちと歩く私。
明日はもう少し、先へ。

岐阜の郷土料理

2017-11-21 | 美味しいもの
最近、取材やキャンプで岐阜県に行くことが何度かあり、「朴葉焼き」に凝っている。
飛騨のお土産屋さんや道の駅で必ず売っている。
朴の葉を濡らして下からあぶり、葉の上には「朴葉味噌」を乗せ、肉や野菜など好きな具を味噌と絡めて焼いて食べるというものだ。
これが酒のアテにかなりいい。

キャンプで炭火の上でやるものいいけれど、この間の取材でお土産に買ってきたので家でもやってみた。
チーズフォンデュ用のあぶり台と、固形燃料で。


夫がたまに早く帰って来る日に、こういうイベント的な料理をしてあげると、ものすごく喜ぶ。
食卓を見て、夫の表情がパーッと明るくなるのを見るのが好きだ。

さらにこの日は、特別なアテを用意。

珍しい岐阜の郷土料理で、鮎を酒粕に漬けたもの。
実は岐阜の取材先の酒蔵さんが私にわざわざ送ってくださったのだ。それも奥様の手作りとのこと。
他にも大根やニンジンなどの粕漬けもあり、丁寧に包装されていた。



ただパックに詰めるだけでもいいのに、上にモミジなどの葉っぱが飾られていた。
きっと家の庭の落ち葉のきれいなものを拾って洗い、付けてくださったのだろう。こういうことがさらっとできる人に憧れる。
人の「品格」というのは、こんな何気ないことに表れるようで。


鮎はこんな感じ


これを薄く切っていただく。


結構、酒粕感の強い、まさに酒のアテ!
非売品のお酒も一緒に送ってくださって、本当にありがたかった。

お酒はもったいなくて飲めないので、お正月に開栓しよう。

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