鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

稽古(たてるかたち)

2008-02-10 16:01:34 | いけばな


今日も研究会の題材で練習しました。

今回は最初から自分でやってみたのですが、
枝の選び方でしょっぱなから悩んでしまいました。

金葉こでまりはちょっと弱めの枝とやや太い枝が2本あって、
どちらから主枝を取るか?
正攻法としてはやはり立派な枝を選びます。

その枝にはいっぱい枝が分かれてついていたのですが、
どれを使おう?

悩んでいると、先生から
「通常は真ん中の枝ね。でも、その横の枝も
のびのびして良いわね。」

私は真ん中の枝って、まっすぐで面白味がないように
見えてしまって、つい、脇の枝に注目してしまう
みたい。

真ん中の枝を主枝の長さぎりぎり一番長いところで切ってみて、
真ん中に刺しました。

後は前回を思い出して。

先生に見ていただいて直したのは以下のポイント。
(写真は直した後。前のも撮っておけばよかったな)

・主枝は下の方で二手に分かれた枝を使ったのですが、
それだと2本あるように見えます。
基本は奇数で挿すのでこでまりが4本あるように見えてしまう。
その場合、3本に直すが、もう1本加えて5本とするか。
今回は主枝から1本取って3本にしました。

・中間枝として挿した左右のこでまりが長かったので
それぞれ短くしました。左側は主の3分の2くらい、
右は3分の1くらいにします。

・まっすぐの枝って面白味がないと言いましたが、
少しくせをつけてあげるだけで生き生きとした表情が
出てきます。こでまり3本とも、少し変化をつけたのですが、
ぜんぜん違います。自分でできるかな・・・

・客枝の金魚草の表を上に向けて挿しますが、
この金魚草はそうすると先端がやや下を向く感じに
ねじれていました。
ねじれを反対にねじって取れるかみましたが、
時間が経つと戻ってきそうな感じ。
この場合、少し回して表が上を向きつつ、
先が上を向く方向に調整してあげます。

研究会まであと1回稽古ができるのですが、
基本がこんなに難しいとは・・・
点数にはこだわらないつもりだけど、
基本がなってないって言われるのはやだな。
自習もしとこうかなぁ。

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2 コメント

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酔っ払っています。^^ (名古屋人)
2008-02-10 21:27:54
酔っ払い発言を許してくださいね。w

自宅での生けなおし作品(2/3分)と、
今回の作品の違いってありますよね。
(ここから先は僕の勝手な言い分ですよ~。)

キンギョソウは、自宅での生け方がいいと思います!
客枝の部分と離れすぎていないから。
キンギョソウは大きいので、離れない方がいいかも。

こでまりは、今回の方がいいと思います。
3つの曲線がそれぞれきれい!
ただ気になるのは、今回は花器と比較すると・・・。
ちょっと長めかもしれませんね。
研究会では基本を評価されます。

「たてる~」は、すっと立った様子を表現するもの。
稽古&自己学習のいいとこ取りがオススメかな?

総論。
キンギョソウは今回の主枝(こでまり)に比べ、
大きめなので、低く生ける。
キンギョソウは「線」が弱い花材なので、
ちょっとぐらい長めはOK!
でも横には広がり過ぎないようにするといいですよ。


いかがでしょう。^^
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どうもありがとう!(名古屋人様へ) (kama-kura)
2008-02-12 23:02:26
具体的なアドバイス、どうもありがとうございます!

花の色が濃かったり、大きくて目立つ場合は
長くしない方がいいんですね?
落ち着いて観察すると、なるほどな~と思います。
いけばなって、結構集中力、必要ですね。
いけばなが上手な人はいつまでも若々しい人が
多いって、先生が言ってたんですけど、
脳使うもんなぁ。
ボケ防止にもなると思うんですよ。

挿花やテキストの「たてるかたち」作例も見てるとこです。
でも、見てるだけじゃやっぱりだめかも。
いっぱい生けないとバランス感覚って難しいみたい。
時間があったら同じ花材で何杯も生けたい!

よっぱらってても、ぜんぜんまともですね~。
私もそうありたいものです。

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