鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

研究会(2011年2月)

2011-03-01 11:58:25 | いけばな


先週、今年最初の生ける研究会でした。

黒芽柳と金魚草(なんて立派な!!)で、
花意匠「たてるかたち」(瓶)です。
花器はひびき。

今回の本部からの講師の先生は、古作先生でした。
1年に1回は来ていただいてます。
そのせいではないはずですが、今回は欠席者が多いような・・
(私の四級もその下の級も1人しかいなかった)

さて、今回は構成自体はシンプルですけども、
だからこそごまかすとこがない感じでかえって難しく感じます。
金魚草がボリュームあるので、柳はあまり整理しずぎず、
主枝が負けないようにします。
柳には風・・とよく言われるように、
なんとなく動きが出るように適度に矯めます。
あまりやりすぎると自然さを損なうように思います。
主枝に曲がある場合の注意点は、てっぺんからまっすぐ
降りてきた位置が、必ず主枝の足元に来るようにすること。
でないと、主枝が傾いていることになります(傾斜は20度の範囲で許される)。

金魚草は軽くにぎってやると、先端に曲を付けることができますが
やりすぎると折れちゃいます。
で、仕上げの10分前のアナウンスの後に客枝の先端を
折ってしまいました!(ほらネ?)

時間がない中、なんとかごまかそうと竹串を中心に刺して
折れた部分を接いでみたのですが、
判定までの時間が長くかかり、もたないかもなぁ・・と思っていたら
案の定、ぐるんと回って先端が下向きに。。

古作先生には先端が下を向いたらほかがどんなに良くても×、
とのこと。
それはそうです。
親先生にはいっそ取っちゃえば良かったかな?と。
そうですねー。
それかもうちょい短くして接いでおけばもったかな?

点はそれでも90をいただきました。
85かなーと思ってなかなか札(裏返してある)を見れなかったけど。

3月の研究会は生けるのはなくて、五世家元の個展を見に行くというのが
代わりになります。
家元の個展を見るのは初めてなので楽しみです。



こちらは稽古の時の。

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (mechi)
2011-03-07 21:02:21
こんばんは

古作先生の講評は
わかりやすいですよね

作品、すっきりと伸びやかですね

先端が下を向く
つい、他の場所ばかり見てしまって
見逃してしまいます


お家元の個展
私も見に行きます(*^-^*)
今から楽しみです
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