先週、今年最初の生ける研究会でした。
黒芽柳と金魚草(なんて立派な!!)で、
花意匠「たてるかたち」(瓶)です。
花器はひびき。
今回の本部からの講師の先生は、古作先生でした。
1年に1回は来ていただいてます。
そのせいではないはずですが、今回は欠席者が多いような・・
(私の四級もその下の級も1人しかいなかった)
さて、今回は構成自体はシンプルですけども、
だからこそごまかすとこがない感じでかえって難しく感じます。
金魚草がボリュームあるので、柳はあまり整理しずぎず、
主枝が負けないようにします。
柳には風・・とよく言われるように、
なんとなく動きが出るように適度に矯めます。
あまりやりすぎると自然さを損なうように思います。
主枝に曲がある場合の注意点は、てっぺんからまっすぐ
降りてきた位置が、必ず主枝の足元に来るようにすること。
でないと、主枝が傾いていることになります(傾斜は20度の範囲で許される)。
金魚草は軽くにぎってやると、先端に曲を付けることができますが
やりすぎると折れちゃいます。
で、仕上げの10分前のアナウンスの後に客枝の先端を
折ってしまいました!(ほらネ?)
時間がない中、なんとかごまかそうと竹串を中心に刺して
折れた部分を接いでみたのですが、
判定までの時間が長くかかり、もたないかもなぁ・・と思っていたら
案の定、ぐるんと回って先端が下向きに。。
古作先生には先端が下を向いたらほかがどんなに良くても×、
とのこと。
それはそうです。
親先生にはいっそ取っちゃえば良かったかな?と。
そうですねー。
それかもうちょい短くして接いでおけばもったかな?
点はそれでも90をいただきました。
85かなーと思ってなかなか札(裏返してある)を見れなかったけど。
3月の研究会は生けるのはなくて、五世家元の個展を見に行くというのが
代わりになります。
家元の個展を見るのは初めてなので楽しみです。
こちらは稽古の時の。
古作先生の講評は
わかりやすいですよね
作品、すっきりと伸びやかですね
先端が下を向く
つい、他の場所ばかり見てしまって
見逃してしまいます
お家元の個展
私も見に行きます(*^-^*)
今から楽しみです