鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

放射線

2011-03-21 17:18:36 | 今日のひとコマ
今日は雨で、一日おうちです。
明日、実家にごはんを何か持ってこうと思って、
ひじきと大豆を煮ようと思い、
大豆を水に漬けてるとこです。

「環境防災Nネット」http://www.bousai.ne.jp/tex/index.php

ここで日々の放射線量のモニタが確認できるので、
最近ちょこちょこ覗きます。

雨の日は量が上がると聞いてたので今日見てみると、
福島→ずーーっと調整中で見れない。
茨城→うわっ!1000超えてる~!!
神奈川→ハイランドで144(通常40~50)

昨日茨城見たときは100越えくらいだったと思ったけどなー。
グラフのメモリも200までしかないもんだから、
完全に振り切れちゃってます。

1000っていうのは、通常時にはあまりいかない数字なんでしょう。
単位は「nGy/h」(ナノグレイ毎時)。
100nGy/h=0.0008mSv(ミリシーベルト)だそうで、
仮に10時間浴びても、NYへ飛行機で行く(往復)場合に浴びる量の200分の1。
じゃ、100のとこに1年いたら?
0.7mSvです。
日本の年間平均が0.99mSvだから、その2倍受けることになる。
1000だと?
1年中浴びたら7mSvかな。
胸部X線が6.9mSvなので、ほぼ同じくらい。

世界の年間平均は2.4mSv。
ブラジルのカラバリ市街は高くて10mSv。

この環境から受ける被曝と癌の関連はないという文書を見たことはあるけど・・
(高い地域で癌が多いという数値は出ていない)
そもそも、癌の原因って他にもいっぱいあるから。

放射線って、遺伝子をぶった切るらしいです。
2本ともやられちゃうと修復不可。
放射線がどこまで届くかは種類によって違って、
体の外にくっついても洗えば以降影響はなくなるものの、
体内に取り込まれるとマズイ(ずっと被曝する)。
これは内部被曝といい、放射性物質によって取り込まれた後の
作用に違いがあるそうです。
ヨウ素は甲状腺に集まるし、ストロンチウムは骨中のカルシウムに置き換わる。
放射線がある時期の胎児に影響が大きいのは細胞分裂が早いから(分裂が早い細胞ほど影響を受ける)。

今回、原発の作業に向われた隊員の方は本当にお気の毒でした。
でも、これまでも原発の掃除など、日雇い労働者が
知識もなく、請け負ってきた話などもあります。
被曝は影響がはっきり分からないといいますが、
どのレベルで影響があるかは個人差もあるでしょうし、
この数値だから安全だなんてものはまやかしのように思います。
電気がなきゃ生活していけない今の社会で、
火力や水力は自然破壊がどーのこーの。
どうもいいことだけってものはないのだと思います。
「借りた分は、どこかで必ず返すことになる」。
だから、返せないほどの恩恵は受けるべきでないのかも。
人は地道に生きる努力をしなくてはいけないんじゃないかな。