鳩ぽっぽダイアリー

鎌倉→北千住→千葉県在住。
いけばな(小原流:休止中、花朋の會:2018年4月~)。日々のできごとなど・・・

稽古(瓶花 かたむけるかたち)

2008-05-18 21:52:12 | いけばな


今月は研究会がないので、重点的にお稽古したいかたちや
苦手なのとかやりましょうか?ということで、
これまであんまりやってない「瓶花」をお稽古しました。

「かたむけるかたち」。花器は「ひびき」(こーいうの、一個買おうかな?)。
花材はいぼた・芍薬・鳴子百合。



横から。

いぼたは枝や葉がいーっぱいなので、
だいぶ整理しました。
先生がお手本を1つ作ってくださったので、それを参考に
自分でやりました(こういう交互に枝がついてるのってどこまで
取ればいいか難しいです)。
少しずつなら矯められます。

芍薬の葉は花瓶に入るような部分は取ります。
長い方の中間の芍薬にくせがついてます。
なかなか良い表情が出ますが、
注意点としては、花がうつむかないように。

また、すべての花材が、「同じ高さにならない」ように。

主枝のいぼたは「横木留め」。
しゃくやくは串を足元に刺して支点にしてます。
役枝をしっかり固定しないと、その上に載ってくる花材が
うまく挿せないのです。。


「ジョン・クレア」の一番花。
【John Clare】
English Rose。David Austin作出(1994年)。
ほんとにクリアなピンク色で、パァッと明るくなります。
香りは他のERに比べると薄いですが、大きめの花で蕾もたくさんです。
家族の人気も上々。
先日載せたのはこれの咲きかけの蕾。


クラウン・プリンセス・マルガリータ。
【Crown Princess Margareta】
English Rose。David Austin作出(1999年)。
アプリコットオレンジ色の、つる状にやや大きくなる(2m弱)。
芳香が強いです。フルーツっぽい香り。
こういう風に花びらが開く咲き方を「ロゼット咲き」といいます。


睡蓮が咲きました。
このままどこかにずっと飾っておきたいような美しい形ですね。