昨日ご紹介した万華鏡、「アーキダイクロイック」の内部映像です。5ポイントの映像ですから、36度の角度にミラーを組み、ミラーシステムの第3面を一部ミラーを残して黒で覆った結果、中心の映像から帯のような10本のラインが手前に迫ってくる映像です。アイホールからの撮影には限界があり、写真では全部を均等に撮りきれていません。ラインがあちこちに向いているように映っていますが、実際はまっすぐの反射映像が均等に手前に迫ってきて、その映り込みの奥に広がりを感じる映像です。
この映像は、透明なセルの方です。透明といっても、セルの底に透明なダイクロイックガラスを、ランダムなモザイク状に並べて貼り付けてあります。背景に黒のディスクを置くと、セルの回転により、光の当たる角度が変化し、ダイクロイックガラスの色合いが青や紫に変化します。背景に何も置かないと、光を通し、黄色やピンク、淡い青などの色が浮かび上がります。オイルの中にはグリーンやブルーのビーズが浮かび、映像に深みと質感を与えています。ジュディス・ポールの選ぶオブジェクトはそのままでも美しく、組み合わさって映像となってまた別の美しさを生みます。そして、トム・ダーデンの作るオイルセルは、ほとんどオイル漏れを起こさないことに定評があります。
この映像は、透明なセルの方です。透明といっても、セルの底に透明なダイクロイックガラスを、ランダムなモザイク状に並べて貼り付けてあります。背景に黒のディスクを置くと、セルの回転により、光の当たる角度が変化し、ダイクロイックガラスの色合いが青や紫に変化します。背景に何も置かないと、光を通し、黄色やピンク、淡い青などの色が浮かび上がります。オイルの中にはグリーンやブルーのビーズが浮かび、映像に深みと質感を与えています。ジュディス・ポールの選ぶオブジェクトはそのままでも美しく、組み合わさって映像となってまた別の美しさを生みます。そして、トム・ダーデンの作るオイルセルは、ほとんどオイル漏れを起こさないことに定評があります。