4枚のダイクロイックガラスのパネルが台座を飾るこの万華鏡は、ジュディス・ポールとトム・ダーデン夫妻による限定版作品「アーキダイクロイック」Archidichroic です。彼らのパーラータイプは、簡単に交換できるオブジェクトセルが付いていて、雰囲気や色合いの違う映像など、ひとつの万華鏡で、2倍も3倍も楽しめるように工夫されています。作品によっては18種類もの楽しみ方があるものもありました。この「アーキダイクロイック」は、ダイクロイックガラスがそのテーマであり、外観のみならず、セルの中のオブジェクトにもふんだんに使われています。2つのセルのうち、ひとつは、黒いバックで、真ん中で仕切られており、半分はブルー/グリーンにまとめられ、もう半分はイェロー/ゴールドにまとめられています。もうひとつのセルは背景が透明なガラスで、透明なダイクロイックガラスのオブジェクトやメタルオブジェクトが見られます。さらに、1枚の黒いディスクが付いていて、透明なセルの後ろに置くと、ダイクロイックガラスの色が変化します。ダイクロイックガラスの面白さを堪能できる作品です。製作しているうちに、様々な楽しみを見つけて、盛り込んでいった作品なのではないでしょうか。
ミラーシステムは2ミラーと3ミラーの中間です。というのは、第3面が、中心1/3だけが鏡で、その両脇の部分は黒く覆われているために2ミラーのマンダラ映像から、さらに外に向けて帯状の反射映像が映りこみます。ちょっと変わった映像です。
ミラーシステムは2ミラーと3ミラーの中間です。というのは、第3面が、中心1/3だけが鏡で、その両脇の部分は黒く覆われているために2ミラーのマンダラ映像から、さらに外に向けて帯状の反射映像が映りこみます。ちょっと変わった映像です。
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