IKA展招待部門に出品された、小嶌淳さん・喜多理加さんの作品「Fountain 泉」をご紹介します。独特の雰囲気を持つ陶器の部分が陶芸家、喜多さんの担当です。小嶌さんは、独学で万華鏡について学び、さまざまなミラーシステムやデザインに挑戦し、独自の表現世界を持つ作家さんです。 お二人は美大の同窓生だそうですが、今までにも数多くのコラボレーションの万華鏡の作品があり、いずれもユニークで、外部デザインが内部映像の雰囲気をさらに高めている点が素晴らしいと思います。
この作品では、前面の窓からと上部の覗き口から中の映像を見ることができます。映像も素晴らしく、大きな窓から見えてくる映像は乾いた印象の外部のデザインに、みずみずしい感覚を与えます。電動で、スイッチを押すと映像が変化するようですが、正直なところ、ミラーシステムはどこにあるのだろうと思いました。どの部分が自分の目で見る反射映像なのか、よくわからなくて、あるべき仕掛けがわからない手品の箱みたいだと思いました。摩訶不思議なものが大好きとおっしゃる小嶌さんに「やられた!」という感じです。(もしかしたら煙に巻かれているのは私だけかもしれません。)次回映像をご紹介します。
この作品では、前面の窓からと上部の覗き口から中の映像を見ることができます。映像も素晴らしく、大きな窓から見えてくる映像は乾いた印象の外部のデザインに、みずみずしい感覚を与えます。電動で、スイッチを押すと映像が変化するようですが、正直なところ、ミラーシステムはどこにあるのだろうと思いました。どの部分が自分の目で見る反射映像なのか、よくわからなくて、あるべき仕掛けがわからない手品の箱みたいだと思いました。摩訶不思議なものが大好きとおっしゃる小嶌さんに「やられた!」という感じです。(もしかしたら煙に巻かれているのは私だけかもしれません。)次回映像をご紹介します。
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