今日(4月9日)は大阪までお出かけ。
夕方からの用事だったので、大阪を出発したのが午後9時過ぎ(会はまだ終わらなかったのだけれども、それ以上は地方の片田舎に帰るにはつらい時間となり、後ろ髪ひかれる思いで出発)。地下鉄とJRを乗り継いでわが町の駅までだいたい2時間とちょっとのつもりでした。
しかし、途中、鹿が線路に入り、電車と衝突、その点検と安全確認のため待つこと30分弱。
さらに、お酒も出る集まりだったので、歩いて帰って、駅から家まで30分。
帰ればすっかり午前様。
みんな、寝静まっています。
でもね。
明るい丸いお月様が道を照らしてくれて、屋根瓦がぬれたように光ってたり、
まるでお昼のようにまわりがはっきりと見えて、
私がいっぽいっぽ手を振って歩く影がついてくるのを見たり、
広々とした田んぼに今、ちょうど麦が植わっているのが
月の光の中でくろぐろと葉を茂らせてる様子とか、
家々にあかりがともっていたり、
どこからともなくボイラーの焚く灯油の匂いが漂ってきたり、
私の歩いている世界は、いつもと変わらない私のまちなんだけれど、
ぐるり見渡しても私しかいなくて、
見えるもの、感じるものすべてが私だけのもので、
真夜中に歩いている心細さよりも
この不思議な世界を独り占めしているすばらしさに
ワクワクしながら帰ってきたのでした。
家が見えてきたときの、
そこにあるという間違いのないもののありがたさ。
そーっとドアを開け、無事、到着。
夕方からの用事だったので、大阪を出発したのが午後9時過ぎ(会はまだ終わらなかったのだけれども、それ以上は地方の片田舎に帰るにはつらい時間となり、後ろ髪ひかれる思いで出発)。地下鉄とJRを乗り継いでわが町の駅までだいたい2時間とちょっとのつもりでした。
しかし、途中、鹿が線路に入り、電車と衝突、その点検と安全確認のため待つこと30分弱。
さらに、お酒も出る集まりだったので、歩いて帰って、駅から家まで30分。
帰ればすっかり午前様。
みんな、寝静まっています。
でもね。
明るい丸いお月様が道を照らしてくれて、屋根瓦がぬれたように光ってたり、
まるでお昼のようにまわりがはっきりと見えて、
私がいっぽいっぽ手を振って歩く影がついてくるのを見たり、
広々とした田んぼに今、ちょうど麦が植わっているのが
月の光の中でくろぐろと葉を茂らせてる様子とか、
家々にあかりがともっていたり、
どこからともなくボイラーの焚く灯油の匂いが漂ってきたり、
私の歩いている世界は、いつもと変わらない私のまちなんだけれど、
ぐるり見渡しても私しかいなくて、
見えるもの、感じるものすべてが私だけのもので、
真夜中に歩いている心細さよりも
この不思議な世界を独り占めしているすばらしさに
ワクワクしながら帰ってきたのでした。
家が見えてきたときの、
そこにあるという間違いのないもののありがたさ。
そーっとドアを開け、無事、到着。