俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月27日(木)

2024-06-26 18:16:43 | 日記
曇り
●「オリーブ」No.15を恵送いただく。年4回発行された「オリーブ」はNo.15で終刊となる。淋しがられている。お礼状を出す。
わが身を振り返ると、臥風先生が俳句雑誌について、これは信之先生にだが、「ガリ版印刷でよいから出しなさい。」と言われていた。「花冠」は臥風先生の言葉を守っている状態で、その言葉を励みにそれでいいんだと、発行している。手作りの合同句集『泉』も他結社からエールをいただいたし、評価もいただいたと判断している。花冠会員の皆さんにも納得いただいてる。花冠会員が納得しているのが何よりだ。
「ガリ版」とは古いが、これを知っている人はどのくらいいるだろう。小中学校のテストや文集はガリ版印刷だった。それも、ザラ紙、藁半紙(わらばんし)と呼んだ。

●URの団地の緑地を歩くと、「アーカンサス」の花が咲いている。ギリシャ彫刻やヨーロッパの画には「アーカンサス」がデザインされて、よく見る植物。ところが、一年に一回咲くこの「アーカンサス」の名前が思いだせない。思い出すのに何日かかかった。「ジギタリス」という名前しか思いつかない。こんな時は脳内がかゆくなりそう。しかし、ポプラの花を見つけてそのかゆみが収まった。ポプラの花は緑の葉にうすい黄緑の、ねごじゃらしの太いような花を咲かせる。葉と花の色合いが涼しげ。
コメント
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