俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月9日(日)

2024-06-09 20:16:16 | 日記
曇り、夕方小雨
蛍火に風のゆらぎのきりもなく  正子
蛍火の森の暗さをまだ越えず   正子
杣径の落葉にともる蛍の火    正子

●6月月例ネット句会開催
投句
28.蛍火の十ほど飛べる蛍狩       正子
29.菖蒲田の水のめぐりを飛ぶ蛍     正子
30.暮れ兼ぬる空を蛍の生(あ)れて飛ぶ 正子

●今朝も隣町の興禅寺へ行って、芭蕉の句碑と菩提樹の花をよく見た。菩提樹の葉っぱ2枚と花をひとつもらった。菩提樹の散華がおびただしい。寺を出てあたりを歩いた。この町一帯が丘になって涼しい風が、一望できる下の街から吹いてくる。たくさん道があり、帰る道に迷うが、どこからでも下れば街道に出れる見当はつく。無事帰宅。

●夕方句美子がめずらしくスーツで来た。秋にK国に出張になったという。大丈夫かなあと思っている割に、カレンダーにも書き込んでいる割に、先週そのことを聞いたのにすっかり忘れていた。もう準備は始めたという。その国の公用語が一言も話せないのでは困るからと言って、スペイン語の勉強をはじめたとも言う。政情は大丈夫かなあ、と思う。これまでK国は名前を知るだけの国。私は、この春にたまたまK国のノーベル賞作家の小説を読んでファンになったところ。
コメント
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