俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

6月14日(金)

2024-06-13 21:26:34 | 日記
晴れ
胡瓜揉み若布と紫蘇と存分に   正子
切西瓜黄色も交え売られたり   正子
梅酒壜わが家を守るごと隅に   正子

●早朝、ネット短信No.420を出す。

●今日はデジカメに撮った去年と今年の写真をL版に印刷した。余分な印刷はしないよう、吟味しつつ。それでもかなりの枚数。去年は俳壇の原稿のために2月の四季の森の写真、信之先生の亡くなるほんの少し前の写真、葬儀や初盆、9月の七里ヶ浜、秋の里山ガーデン、今年の春の里山ガーデン、妹が来たので山下公園、5月の終わりの四季の森公園の菖蒲や睡蓮、翡翠など。スマホの写真はまたあとで。妹に写真を送るのに、L版用のお洒落なアルバムを売っていたので一冊購入。

写真を選びながら、自画自賛だが写真を撮るのが上手になっていると思った。いい写真機が欲しいなどは言わないが、ペンタックスを使っていたころが懐かしい。ペンタックスは何がいいかって、レンズがよかった。佐夜子さんご夫妻が松山に来られたときは、カメラマンのご主人からフィルムを入れるライカをもらった。時代は変わって、使わないうちにデジタルカメラになってしまった。でも大事にしている。

スマホにはこの前アオゲラの写真を撮っている。望遠レンズがあるわけではないので、拡大して見ないとよくわからない。それでもうれしいことに頭にベレー帽のような赤い色がはっきり見えた。これで目撃した鳥は啄木鳥に間違いない。スマホのチョイとが役に立つ。


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6月13日(木)

2024-06-13 07:07:52 | 日記
曇り、夕方晴れ
青葉して啄木鳥笑うような声 正子
啄木鳥の頭に赤き色青葉の木 正子
夏空の光に口開けけらつつき 正子

●昼間閉めていた窓を開けると、夕方の空は晴れていた。差し芽をしたポーチュラカが一つずつ花を開いている。朝顔の蔓も伸び始め、一つは支柱に巻いている。

●午後、「俳壇7月号」が届いた。花冠の広告と合同句集『泉』の紹介記事が掲載された。7月号は、「虚子生誕150年」の特集。「ホトトギス」からは、今もって多くの問題が提起される。虚子は女性に俳句の道を開いたが、今の俳人の8割が女性という。昭和40年代、私が俳句を作り始めたころは、8割が男性だった。男性が多いとも思わなかった。

●今朝は5時すぎに散歩にでかけた。鯛ヶ崎公園の丘の道を歩いていると、啄木鳥が木を叩く音が聞こえる。音のするところを探すと、民家の枯れた木にいた。横向きで木を叩いている。そのうちもう一羽飛んで来た。幹をくるっと回っては枝を移る。コゲラのようだ。さらに歩いて、崖っぷちの公園まで来た時、アオゲラだろう、鳴く声が聞こえた。ケラの声はもう聞き分けられるようになった。公園の椎の大木にいる。そのうち近くの枯木に移ったので、よく見えるようになった。もう一羽がやってきて、今朝はここでも2羽になった。

ケラの鳴き声を何とか表すと「キョ、キョ、キョ」でもあるが、「ケケケケ」でいいかと思う。書き表わすと笑い声のようでもある。啄木鳥が笑う鳥に思えてきた。今日は4羽の啄木鳥を見たことになる。帰りにも同じ鳥なのだろうが、欅で「ケケケケ」とよく鳴いていた。

●興禅寺の菩提樹に手を伸ばして花をよく見ると、ミモザが枯れたような花は実に変わりつつあった。葉柄の根元から葉と花の茎が出て、花の下には一枚の細長い丸い葉がついている。デザインされたような小さな葉と実である。持ち帰った葉っぱは押し花にした。実はその辺において乾燥させる。
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