俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月28日(水)

2012-03-28 04:25:27 | Weblog
★花にらはいつも樹のそば垣のそば/高橋正子
にらに似た匂いがあり、花は星型で白色の花を咲かせる花にらは野生化して樹のそばや垣根のそばに映えているのが多いですね。ぞばのリフレインがとても素敵ですね。素敵な春の景ですね。(小口泰與)

○今日の俳句
揚ひばり畑ねんごろに打ちにけり/小口泰與
ひばりが空高く揚がり、のどかな日和。畑の土を丁寧に打ち返す。行いを丁寧にすれば、心の内も平たんになる。また逆も。(高橋正子)

○花にら
★花にらはいつも樹のそば垣のそば/高橋正子
花にらは、春の季節感があるが、俳句の季語ではない。夏の季語の「韮の花」とは違う。日本では、明治時代に園芸植物(観賞用)に導入され、逸出し帰化している。葉にはニラやネギのような匂いがあり、このことからハナニラの名がある。野菜のニラ(学名Allium tuberosum)とは同じ科の植物であるが、属が違うのであまり近縁とは言えない。球根植物であるが、繁殖が旺盛で植えたままでも広がる。鱗茎から10-25cmのニラに似た葉を数枚出し、さらに数本の花茎を出す[3]。開花期は春で、花径約3cmの白から淡紫色の6弁の花を花茎の頂上に1つ付ける。地上部が見られるのは開花期を含め春だけである。



◇生活する花たち「花にら・辛夷・菜の花」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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