俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

3月15日(木)

2012-03-15 11:07:43 | Weblog
★真っすぐな日の差すところ蕗のとう   正子
蕗のとうを見つけた、それも日が差しているその中にいる自分、春が来た喜びが伺えます。(祝恵子)

○今日の俳句
初摘みの土筆を持ちて病室へ/祝恵子
入院していれば、季節のもの、戸外のものがうれしい。初摘みの土筆に春が来たことが共に喜べることであろう。(高橋正子)

○花苺
★満月のゆたかに近し花いちご/飯田龍太
★岬より帰路は岐れて花苺/古舘草人

苺は、アメリカ大陸原産で、日本には江戸時代にオランダから渡来したので、「オランダイチゴ」とも呼ばれている。苺には種類が多く、草苺、蛇苺、五葉苺、蓮の葉苺、苗代苺等の花も、苺の花として詠む。茎は地面を這う。花は、白い5弁花。花が終わると花床部がどんどん肥大してきて「イチゴ」の実になる。

◇生活する花たち「木瓜・沈丁花・紅梅」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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