俳句日記/高橋正子

俳句雑誌「花冠」代表

12月12日(月)

2011-12-12 11:41:54 | Weblog
★孟宗の冬竹林に日がまわり  正子
孟宗竹は太く、節と節の間が真竹に比較して短い。そんな竹林に、軌跡が低い冬の陽が射してきて孟宗竹の半分を照らし、まっすぐな竹の影を美しく伸ばす。冷え冷えとした冬の竹林も陽が射すとなんだかほっとする気持ちになる風景となる。 (古田敬二)

○今日の俳句
山茶花や軒端の薪の真新し/古田敬二
山茶花が咲き、軒端には真新しい薪が積み重ねられて、本格的な冬を迎える準備が整った。「薪の真新し」がさっぱりとしている。

◇生活する花たち「ウィンターコスモス・ローズマリー・花水木の実」(横浜日吉本町)
コメント (1)
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