釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月29日 花見の鯛

2016年03月29日 | 日記
船を走らせていると、魚探に映るベイトが気になる。

沖合よりも、潟近くの方がベイトが多く、その纏まった形も様々。

ボール状のベイト、立ち上がっているベイト、浮き上がってうねっているベイト等々。

いかにも、青物が潜んでいるような、期待感を持たせる。

「ここから始めましょうか」

塩田さんが、直ぐに仕掛けを落としていく。

しかし、一流し目も二流し目も、アタリが出ない。

「変ですね。アタリが出ないですね」

「場所を変えましょう」

次のポイントへと、船を走らせる。

鰤の出ているポイントに入る。

潮が少し濁りが入っている気がするが、流れ自体は北に向かう上り潮。

「来た。何か来た」

塩田さんに、本日最初のアタリが来た。



「鰤ではないです。鯛です」

竿先を叩くアタリ。

上がってきたのは1キロ超の真鯛。



しかし、今日の潮は切れが良くないのか、アタリが続かない。

ベイトは沢山居るのだが、その中に仕掛けを落とし込んでもアタリが出ない。

あのポイント、このポイントと次々と変えていく。

その内に、私も塩田さんも、少し気持ちが落ち込み始めた。

そんな時に、朗報が入った。

仲間のSさんとUさんからだ。

「今、こちらで鯛が当たっています」

「来て良いですか」

「どうぞ、一緒に流しましょう」

大急ぎで、そのポイントに向かう。

ポイントに着くと、Uさんが釣り上げた真鯛を、掲げて見せてくれた。



4キロは有りそうな見事な真鯛だ。

「このポイントを流していいですか」

「どうぞ、私たちも上の方から流しますね」

「ありがとう」

二人の了解を得て、潮上から船を流していく。

08ノットくらいで、上り潮に乗って流していくと、塩田さんと一緒に竿を出していた私にアタリが来た。

久し振りの、重々しい鯛のアタリだ。



上がってきたのは、3キロ超の真鯛。

「久し振りの真鯛は、嬉しいですね」

今度は、塩田さんにアタリが来た。





時折、ラインが引き出されている。

ゆっくりと時間を掛けて、上がってきたのは真鯛。

これも3キロ超の良型真鯛だ。



「これで、今夜の花見の鯛が釣れた。鰤も欲しかったけれど、充分な鯛です」

塩田さんが良型真鯛を釣り上げて、嬉しそうな笑顔だ。

「塩田さん、花見の鯛が釣れて良かったですね」

「はい、仲間にメールします」

ポイントを譲ってくれた仲間のSさんとUさんも、良型の真鯛を3枚釣り上げていた。

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