釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月30日 ベイトは沢山居るけどな

2016年03月30日 | 日記
ビックリするくらいのベイトが、浅場に寄っている。

目指すポイントに行く途中の、魚探に映るベイトに驚く。

潮の暦から行くと、2月3月が最も水温が下がる時期。

3月末くらいから、水温が上がり始める時には、潟近くから上がり始める事が多い。

これは磯釣り時代の、九州の仲間達から聞いていた。

そう言ったことから、潟近くにベイトが多く寄っているのだろうか。

「チョット此処でやってみようか」

釣り仲間の矢野さんに、声を掛けてみる。

海は凪だし、風も穏やかな西風だ。

釣りをするコンディションは最高だ。

大きく立ち上がったベイトを目掛けて、仕掛けを落としていく。

魚探で見る限り、ベイトの中に仕掛けは入っているはずだ。

しかし、アタリが来ない。

どんなに流しを繰り返しても、誘い方を変えてもアタリが来ない。

「ポイントを変えようか」

「ベイトが、こんだけ居るのに当たりませんね」

思い切って、南方向にポイントを移動する。

潮の色は青味が入って、遠明度も良い感じがする。

流し始めて直ぐにアタリが来たが、ゴッと来るだけで針に乗らない。

次のアタリが来たとき、矢野さんが強くアワセを入れた。



「針に乗らないので、合わせてみました」と、笑っている。

上がってきたのは、ガンゾウヒラメ。



「やはり、直ぐ外れるのは、此奴の仕業やろうか」

船を元に戻し、同じコースを流してみる。

「来た」

またしても、アワセが入った。



今度の獲物は、竿先を叩く引きを見せている。

「鯛ですね」

ゆっくりと、鯛の引きを楽しみながら、ラインを巻き取っていく。

海面に姿を見せたのは、2キロクラスの真鯛。



近くに来ている矢野さんのお友達の船でも、鯛を釣り上げているのが見える。

同じ2キロクラスのようだ。

「これで少しは調子が上がらないかな」

でも、思ったようには上がってこない。

そんな中、再び矢野さんにアタリが来た。



「んっ…、引きが弱いな」

少し首を傾けながら、ラインを巻き上げていく。

上がってきたのは、イトヨリ鯛。



良型のイトヨリ鯛だ。

「これで、後は鰤が来れば文句なしだけどね」

なかなか思い通りに行かないのが、釣りの世界。

昼を過ぎると、見えていた船が、次々と引き上げていった。

「アタリが少ないのだろうね」

「水温が、まだ適温になってないのだろうね」

こんな事を話していたら、風が南西に変わり始めた。

別な用件の連絡も来た。

「今日は、これで帰ろうか」

午後2時過ぎに帰港した。

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