改造ジジイOLD

ご訪問くださりありがとうございます。主に改造ネタがらみの記事や山日記を投稿しています。

筑波山のカタクリ&イチゲ

2015-04-17 00:17:33 | トレッキング・登山

4月16日、筑波山に登ってきました。今回も茨城県桜川市のつくし湖畔からスタートし、薬王院コースを登りました。

地獄の階段途中からカタクリがちらほら。

スタートから1時間13分で男体山頂へ到着しました。数は少ないのですがキクザキイチゲが咲いていました。

御幸ヶ原にあるコマ食堂で食事をしてから、ユースホステルコースを下りてみました。

キクザキイチゲはカメラマンに人気ありますね。

花びらに見えるには実はガクだそうです。

ユースホステル跡から林道(舗装道路)を経て薬王院コースに合流して下山できますが、この林道歩きが長いので、いっそのことと思い、御幸ヶ原までの標高差220mを登り返しました。これで累積標高差は1000mを超えました。

カタクリは登山道周辺で見れますが、一応、御幸ヶ原から女体山へ向かって少し行ったところにある「カタクリの里」にも行ってみました。ここは、もう盛期を過ぎていましたが、白花のカタクリをみつけました。立ち寄ってみてよかったです。

雄しべがベージュで蜜標のあるタイプです。

こちらは、下山時にみつけたアズマイチゲです。

登山道の傍らに咲くカタクリです。 


プリ発光キャンセル回路

2015-04-11 02:36:20 | 改造カメラ

以前、カメラのレリーズタイムラグだけ遅れて発光する遅延ストロボを作りましたが、この遅延回路を応用して、外部スレーブストロボに使用するプリ発光キャンセル回路を考えてみました。

(図1)、(図2)はプリ発光キャンセルの概念図です。デジカメ内臓ストロボのプリ発光をひきがねにタイマーが作動します。しかし、遅延回路により、この段階ではタイマーの出力はOFFの状態ですのでTRに電流は流れません。タイマー出力はプリ発光と本発光の間にONになるように設定しておきます。出力ONの状態で本発光が起きるとTRに電流が流れストロボが発光します。ただ、ジジイの作った試作品においては、(図1)の構成では実際にストロボを発光させることができませんでした。(図2)の構成で試してみたところ発光させることができましたので、この構成を採用しました。

デジカメのプリ発光から本発光までの時間差を考慮し、遅延回路は入力から約1/1000秒遅れて出力ONになり、この状態を約1秒キープした後、スタンバイ状態に戻る設計になっています(図3)。

下に試作品の回路図を挙げておきます。おかしいぞと思われる点もあるかもしれませんが、何分にも素人手ですのでご勘弁のほどを。

 

遅延回路用のタイマーICは低電圧で作動するLMC555CNを使いました。サイリスタと受光素子はジャンクストロボからの取り外し品です。サイリスタはCR3AMZ、受光素子は可視光カット樹脂モールドタイプのフォトダイオードと推定しています。

この回路では、デジカメの内臓ストロボ発光部と受光素子の間を30cm以内にセットしないと外部ストロボは発光しません。数m離れていても、タイマーICの3番端子に接続されたLEDは発光することから、受光素子及び遅延回路には問題がなく、サイリスタを含めた本発光回路に問題があるような気がしています。ただ、外部ストロボをコンデジのそばにセットして補助ストロボとして使用するというのであれば問題なく使えますので、今回はこれでよしとします。

受光素子の他、ホットシュー接続できないストロボを使用できるようシンクロコードを引き出してあります。

サイリスタで出力していますので、古い高圧ストロボを使うことができます。

ナショナルのストロボPE-200Sを接続しての発光同調試験です。カメラは富士フィルムのFinePix F800EXRです。手持ちのデジカメで同調を確認してみたところ次の通りとなりました。

同調したカメラ: パナソニック DMC-FX90、 FX150    富士フィルム F800EXR    ニコン COOLPIX S3500    カシオ EX-ZS160 

同調しなかったカメラ: カシオ EX-Z2300  EX-S10

 


シンクロ電圧低圧化

2015-04-08 23:58:09 | 改造カメラ

高圧ストロボを低圧ストロボに改造してみました。

ストロボのシンクロ端子へ来ている配線を取り外して、サイリスタを使った上の図のような低圧化回路をシンクロ端子(X接点)ともとの配線との間に入れてみました。こんなのでよいのかな?という感じです。自信はありません。

低圧化回路を組み込んだ試作機(=サンパック SP140)

サイリスタには高圧がかかっていますので、回路むき出しの状態では危険です。こちらは実験用の試作機でして、今のところ、何かに使うという予定はありませんので、一応これで完成です。実戦で使う場合は基板をカバーで覆うなどの安全対策が必要ですね。

実戦用にはこちらの二つのマクロ専用ストロボを作ってみました。左側はオリンパスXA用のストロボ「A11」の基板をベースに、右側は「写るんです」内臓のストロボ基板をベースにしています。どちらもトリガー端子には高圧がかかっていましたので低圧化回路を組み込んであります。

左は自動調光用のセンサーを可変抵抗に置き換え、マニュアルで調光できるように改造してあります。右はコンデンサの容量を切り替えることで、光量を調節できるようになっています。

パナソニックLX3にセットするとこんな感じです。以下この機材によるサンプル画像です。

撮影データ:

カメラ:パナソニックDMC-LX3    ISO80    絞り:F8   SS:1/2000秒  改造ストロボ使用  手持ち

ノートリミング(横800pxにリサイズ)  画像補正なし 

 

改造は機材が壊れるという危険性を伴うばかりではなく、身体損傷の危険性をも伴うものです。改造は自己責任で行って下さい。

 


ハシビロガモを探そう

2015-04-02 02:36:41 | カモの仲間

近くの公園の池にいたハシビロガモです。

確認できたのは一つがいだけでしたが、オスが目立ってました。

みつけるのは簡単でしたが、撮影は難しかったです。

見事に白飛びしてしまいました。

ハシビロガモに限ったことではありませんが直射日光下での撮影は難しいです。

  

サムネイルをクリックすると拡大します。

 

撮影データ:

カメラ:カシオEX-H30 (マウント化 & 補助レンズ駆動式AF化改造)  レンズ:ボーグ71FL 400mm F5.6(2000mm相当)

ISO80  絞り優先オート 露出補正:適宜    三脚&リモートスイッチ(レリーズ)使用

トリミング & リサイズ  画像補正

撮影機材