寄れるルリちゃんをモデルにCSマウント化改造したCASIO EX-ZR200のパスト連写画像をチェックしてみました。残念なことに、CMOSイメージセンサ駆動式改造のオートフォーカスが安定せず、MFでの撮影となりました。
コマ間0.033秒(1/30秒)連続写真、ノートリミング画像です。
2コマ目の動き出しから5コマ目のテイクオフの瞬間まで0.1秒です。陸上競技ではヨーイ・ドンから0.1秒未満の反応はフライングとみなされるそうです。パスト機能など特殊な機能を使わず、腕のみで小鳥の飛び出しを撮るには、超一流アスリート並みの反射神経を持ちあわせていなくてはならないということですね。ちなみに、パスト連写のコマからジジイの反応時間を算出してみたところ0.3秒ほどでした。普通に撮ったのでは完全にフレームアウトし何も写らないということになります。
上は5コマ目をトリミング拡大した画像です。
以下、同機材によるサンプルです。
撮影データ:
カメラ :CASIO EX-ZR200 CSマウント改造
レンズ:MAIKAR SUPER-TELEPHOTO 76mm F2.5 (8ミリカメラ用Dマウントレンズ)
自作CS⇒ D マウント変換アダプタ使用
ISO200 絞り開放( F2.5) 1/3200 秒 高速連写モード 三脚 レリーズ使用
画像補正有
使用機材
低感度&高速SSで撮影するには明るいレンズが必要ですが、飛び物撮影では同時に被写界深度を深くする必要もあります。所有するジャンクレンズ群の中から、今回の撮影に一番betterなレンズを探したところ8ミリカメラ用のDマウントシネマレンズに行き着きました。レンズが二~三本付いたターレット式8ミリカメラが数千円で買えてしまうような時代にDマウントレンズを結構集めました。ねむたいレンズがほとんどですが、このレンズは色収差が少なく開放(F2.5)からシャープなレンズです。焦点距離76mm、コンデジフォーマットで使用の場合、画角は418mm相当になります。