栃木百名山の一、釈迦ヶ岳(1795m)に登ってきました。登山口は日光市日塩もみじライン沿いにある鶏頂山西口登山口です。駐車場には、他に車は一台もありませんでした。
8時43分、狛犬のある赤い鳥居をくぐりスタートです。
のっけから登山道を覆い隠すクマザサ。ここを突っ込んでいきます。
クマザサ帯を抜け、鶏頂山スキー場跡のゲレンデを進みます。
ゲレンデの後は、静かな林の中を進みます。
9時36分、弁天沼に着きました。
鳥居をくぐる道は鶏頂山へ。今回は釈迦ヶ岳を直接目指すので、鳥居の左側の登山道を進みます。
涸沢のような道を登ってゆくと・・・
またも登山道を覆いつくす笹が出現。
ほどなく稜線分岐に出ました。先は崖、右へ行くと鶏頂山。釈迦ヶ岳は左へ折れ、まずは御岳山を目指します。
木の根を超えてゆくと
またまた笹が・・・
稜線分岐から2つ目のピークが御岳山です。
御岳山を過ぎても、笹の道は続きます。登山道そのものはしっかりしていますが、足元が見えないので危険です。トレッキングポールで笹をかき分けて突進してゆきます。
御岳山を下りきると、釈迦ヶ岳への最後の急登がはじまります。コース中最もきついところですが、ここで雨がぱらつき出しました。
矢板市八方ヶ原、大間々台からのルートとの合流部に到着しました。ジジイ達は、鶏頂山とある日光市側からのルートから登ってきたのですが、帰路、この道標を見落としてしまい、しっかりとした登山道に導かれ、大間々台方面へ下ってしまいました。ポータブルナビ(SONY NV-U37)のおかげで、すぐルートミスに気づき、ことなきを得たのですが、もしナビがなかったらと思うと、ぞっとします。
1スタートから1時間58分後の10時41分、釈迦ヶ岳到着。
釈迦ヶ岳、鶏頂山、前黒山、明神岳、中岳、西平山などの山々を合わせ、高原山と呼ばれています。釈迦ヶ岳は、その最高峰であり、一等三角点のある山です。
お社があり、高原山神社とありました。奥にはお釈迦様がおわします。
軽く腹ごしらえをして、10時49分下山開始です。
途中、道迷いがありましたが、鶏頂山との分岐地点まで戻ってきました。雲がきれ、往路では見ることのできなかった。鶏頂山を見ることができました。
12時7分、弁天沼到着。ここで雨が本降りになってきました。
最後に雨に濡れた笹藪を突破しなくてはなりません。もう、全身びしょ濡れです。
下山開始から1時間59分後の12時48分、やっと駐車場に戻ってきました。
ゲレンデあり林あり沼ありと変化にとんだルートですが、笹の印象ばかりが残りました。