テンカラでヤマメを狙っていたところ、突然の大雨に見舞われ、増水で釣りにならなくなったことがあります。そのとき、車には、シーバス用のルアーセットがありました。ヤマメ用にしてはファットなフローティングミノーを、ダメモトで放ってみたところ、何と、一発で釣れてしまったのです。小さなヤマメが大きいミノーをがっつりくわえている衝撃的シーンは、20年たった今でもわすれません。以来、渓流釣りもルアー一辺倒になりました。
作り置きしておいたルアーの在庫が切れたことから、ひさしぶりに、渓流用のミノーを作ってみました。
バルサに針金のラインをマーキング
描いた線に沿って溝を彫る
張り合わせ
ジジイの場合、仮止めせず、いきなり接着剤で張り合わせてしまいます。接着剤は針金の通る部分にはエポキシ系、バルサにはゴム系の接着剤を使っています。今回のミノーにはウェイトは入れていません。
カッターナイフで削り、整形
カラーリング&ラメシール貼り
ラメシールより、アルミ箔をヤスリに押し付けてこすり網目模様を付けたやつの方が、美しく仕上がります。しかし、これは、手間がかかるので、今回は、ラメシールを用いました。
リップの取り付け
リップには1mm厚の塩ビシートを用いました。
後、ウレタン剤にドブ付けして完成。今回は10個作りました。
とりあえず、解禁に間に合わせるために、無難に釣れるルアーを作りましたが、追々、もっと趣味性の高いルアーも作る予定です。