レンズ固定式フィルムカメラの「FUJICA 35-EE」は1961年に発売されました。このカメラには、当時、トップクラスの解像力を誇ったレンズ、「FUJINON 4.5cm F1.9」が搭載されています。これを取り外し、レンズ交換式(M42マウント)に改造してみました。
最初に買ったカメラにはレンズに目立つキズがありましたので、もう一台買ってしまいました。もちろん二台ともジャンク品です。
左:M42マウント化したレンズをヘリコイドチューブを介してα6000に装着 右:FUJICA 35-EE
以下、サンプル画像です。
上:絞り開放(=F1.9)。左3カット:ノートリ、 右3カット:トリミング拡大
背景グルグルは出ていますが、ピントが来たところは解像しています。
下:絞りF5.6。左:ノートリ、 右:トリミング拡大
輪郭線は細く、素直な描写です。お気に入りのレンズになりました。