コボーグ36EDを手にいれました。対物レンズのみ購入したので、とりあえず全玉抜きした一眼レンズを利用して画像のような鏡筒を作ってみました。
左から、①36ED対物レンズ(フード付)、②M42中間リング、③M42→49ミリフィルター変換アダプター(自作)&49ミリ中間リング、④タクマー135mm F3.5全玉抜き鏡筒
③の部分
ネジ変換アダプターはM42(1ミリ)中間リングから取り外したネジ部分を49ミリのフィルター枠にはめ込んで作りました。また、49ミリ中間リングはフィルター枠を重ねたものです。
Cマウント化改造のCASIO EX-Z2300に装着してサンプル撮りしてみました。
36EDの焦点距離は200mmですが、コンデジフォーマットでは5.5倍の1100mm相当になります。
SS 1/10秒 トリミング(1.2倍 1320mm相当)
ただし、収差も5.5倍以上に拡大されますので、レンズには高い解像度が要求されます。さて、コボーグの実力はいかに?
寄れるモデルを被写体にして撮ってみました。
SS 1/13秒 トリミング(1.5倍 1650mm相当)
SS 1/10秒 ノートリ
トリミングにより2倍に拡大(2200mm相当)
SS 1/15秒 ノートリ
上の画像サイズで撮り、これを拡大してみたのが下の画像です。
トリミングにより2倍に拡大(2200mm相当)
トリミングにより5倍に拡大(5500mm相当)
200mmレンズを5500mm相当まで拡大、これはちょっと無理ありますね。
普段使いの71FLと比較してしまうとやはりそれなりですが、被写界深度が深く、ノートリ付近ではシャープなイメージですので、寄れる被写体限定ですが、小鳥撮りにもそこそこ使えると思っています。
撮影データ
カメラ:CASIO EX-Z2300 CCD駆動式オートフォーカス&Cマウント化改造
レンズ:コボーグ36ED 200mm F5.6 (1100mm相当)
ISO50 プログラムオート(絞り優先AEとして作動) スポット測光 露出補正:適宜
三脚、リモートスイッチ使用 トリミング 画像補正