改造ジジイOLD

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ヒメクロホウジャクのホバリング

2020-09-30 00:55:15 | ホウジャク他蛾の仲間

クローズアップレンズにシグマの「ACROMATIC MACRO LENS」を使ってみました。これ、元々はシグマの望遠ズームに付属のものだそうです。ケンコーのACクローズアップレンズに比べると薄く単玉っぽいのですが、コーティングの反射が4つ確認できたので、その名が示す通りアクローマートレンズなのだと思っています。このシグマのレンズはケンコーのACクローズアップレンズ№2(=焦点距離:400mm)より少しゆるい(焦点距離の長い)レンズです。クローズアップレンズに焦点距離の長いものを使うと、焦点距離の短いレンズを使ったときより、「①最大撮影倍率:低 ②最短撮影距離:長 ③フォーカスの来る範囲:広」となります。①についてはメインレンズにニコン「AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR」を使用した場合、撮影倍率はズーム位置により0.2~0.58倍(DXフォーマットでは0.3~0.85倍)あるので飛翔を撮るには十分です。②、③については遠くから撮れるメリットがあります。デメリットはストロボ使用時の負荷が大きいこと。より光量が必要なため、発光時間が長くなり、飛翔する昆虫の翅の動きを止められなかったり、連続発光させると、すぐ息切れしてしまいます。手前の花がじゃまで寄れないようなステージでは有用なレンズかもしれません。

以下、ニコン、AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR &  シグマ ACROMATIC MACRO LENS使用によるサンプル画像です。

   

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撮影データ

カメラ:ニコンD500    レンズ:AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR    クローズアップレンズ:シグマACROMATIC MACRO LENS

ISO:100   ズーム位置:112mm~145mm       絞り:F8~F9  SS:1/400秒(外部フラッシュ使用、仕様外同調)  手持ち   

トリミング & リサイズ   画像補正