今回は全玉抜きしたトキナー AFズーム100-300mmにボーグ60ED対物レンズを付けてみました。
対物レンズの重さがスムーズなヘリコイド繰り出しの妨げとなります。そこで、下の画像にあるレンズサポーターを作ってみました。
サポーターに付いているリングは簡易照準機です。
カメラを下に向けた際、対物レンズの重みで、鏡筒がズームしてしまわないよう、回転防止のネジを取り付けました。撮影距離を制限するのにも役立ちます。
以下作例です。
撮影データ: カメラ:ペンタックスK-r レンズ:ボーグ60ED直焦点AF 350mm F5.8
ISO400 絞りF5.8
絞り優先オート 露出補正+1.0( SS1/2000~1/3000秒)
フォーカス優先、多点AF 手持ち撮影
トリミング(2~4倍) 露出、コントラスト、シャープネス適宜画像補正
今回は、クロハラアジサシという鳥を近くで撮れるチャンスに恵まれ、飛び物でボーグ直焦点オートフォーカスの性能チェックを行うことができました。
ズィーズィー、ガッガッという激しい音と削岩機的振動を伴い合焦します。AFの精度、速度そのものは悪くないと思います。
こういうジャンキーなマシーンは使うのが楽しいですね。古い単車に乗るイメージです。ただ、AF用モーターへの負荷はそうとうなものでしょうから、「カメラが壊れる可能性大」です。