回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

北海道の花を訪ねて利尻・礼文・オホーツク沿線の旅 ②

2016-06-29 11:46:53 | 一泊以上の旅行記

6月25日から28日まで北海道の北の端に旅してきました。

二日目:6月26日(日)(暴風雨のち曇り)

猿払=バス=宗谷岬=バス=稚内=フェリー=利尻島 泊

朝からどんより。雨も風も横殴り。

宿を8時に出発。まずオホーツク海と日本海の風と波が混じり合う日本本島最北端の宗谷岬へ。

バスを降りると、覚悟していたとはいえ、すごい風です@@!

ひょえ~~、風にあおられてカメラもブレブレ。

 

たっぷり風に吹かれて宗谷岬を後に稚内へ。

稚内と礼文島はもう40年も前に学生時代の友人とやってきた。

その時は東京~青森を国鉄の急行に乗り青函連絡船で函館~札幌~稚内と延々鉄道で行ったのだった。

フェリー出発まで時間があったので街をちょっと歩いてみたら、稚内の駅はきれいで新しい。

40年前はどうだったのか思い出せない.

 

道路の脇にもハマナスの花。

稚内発10:50分のフェリーで利尻島へ。

荒天なので船酔いを心配していたが、風はオホーツクからの東風なので順航。

船体自体も最新で快適な海の旅となる。

利尻の鴛泊(オスットマリ)には12時40分に着く。

利尻島は利尻富士を中心に丸く形成されている。

空はいよいよ暗く、傘を挿してもまるきり役に立たない霙交じりの風が吹き付けるなか、

「はい、ここでぺシ岬展望台までいきましょう」とガイドさんのたもう。

「うそでしょ!」と叫びたいくらいであったが、仕方なく外へ出る。

素晴らしい景観の崖らしいけれど見えるのは靄ばかり、歩いて10分ほどで早々に引き上げる+;。

 

ここから時計と反対回りに島を回って沓形(クツカンタ)を過ぎて昼食。

利尻昆布を中心にいろいろに調理した海産物をいただく。

やがて南側の仙法師(チセホウチ)地区に入る頃には、かなり雨風がおさまってきた。

運のいいことに、ここから花ガイドさんの案内でトレッキング(ハイキング)が始まる。

トドマツ、アカエゾマツ、咲き終わったミズバショウの大きな葉の生い茂る木道を歩く。

嵐の終わりを告げるように、ウグイスやコマドリが鳴きだした。

雨に現れて緑はいっそう深い。

以下は利尻の植物と花々。

ガイドさんは丁寧に教えてくれるけど、メモを取りながら歩くのは本意でないので

名前の記憶が曖昧(^^)

ヤマウルシ、ツタウルシに注意しながら歩きます。

足元には白い小さな花々がたくさん。

ツルコケモモ

エンレイソウかな?

これはハンゲショウのように半分葉っぱがピンクになるミヤママタタビ、きれいだった。

 

 姫沼の静かなたたずまい。

 

 

 

シャクだったかな?

エゾイソツツジ

 

オニシモツケ

だんだんに空は明るくなり、17:30頃、鴛泊に戻って宿に到着。

きめ細かく様々な海の幸が調理された夕食に舌鼓。

温泉に浸かって爆睡。

 


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