回遊魚の旅日記

時の流れる音をききながら歩いたり歌ったり
少しづつ昔の暮らしをとりもどしつつ。

イラガ退治記

2012-09-14 17:51:13 | 町歩き・季節の日記・エッセイ・コラム

2週間ほど前かカナメの葉を食い荒らしている「イラガ」幼虫の駆除が日課になっています。

イラガにも種類が多く、ウチのは「ヒロヘリアオイラガ」らしい。

次のような駆除法をいろいろ試してみました。あまり気持ちの良い写真でないので、お好きな方に限り、拡大して見てね^^。

① 割り箸でつまんで水の中に落とす「水攻め」・・幼虫は足が遅いし掴むのは簡単だが、あとで水から上げて始末するのが気持ち悪い。

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② お線香をじかに幼虫にくっつけて「火あぶり」・・普通のお線香は細すぎて幼虫の大きさと体液に負けてすぐ消えてしまう。

③ 蚊取り線香による「火あぶり」・・これはある程度効果があるが、火をつけられて身をよじり焦げる幼虫の姿があまりにもグロテスクなのですぐやめる。

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④ 殺虫剤による駆除・・たぶんこれが一番効果があるのだが、あまり使うと木そのものを痛めるし、イラガに耐性ができるのが怖い。ときどき自分にもかかってしまう~。

⑤ 枝を切って落とし、足で踏みつぶす・・枝を切ったとき、自分に幼虫が落ちてくる恐れあり。実は今日、それで腕に幼虫が落ちてきました。幸いチビ幼虫でかすっただけだったので「ピピピっ」という鋭い痛みを感じ、蚊に刺されたように腫れただけで済みましたが・・。

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↓ 腕の真ん中が腫れた。

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・・といろいろ試していますが、今のところはこのような完全防備に身を固め、①と④を併用するのが適当かと思われます。

☆ケムシ殺しの必須アイテム☆

つば広帽子、マスク、首タオル、軍手、長袖シャツ、長ズボン、長靴。

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そして、もっとも大事なのが繭をみつけて潰すことと幼虫が小さくて一枚の葉の裏に20匹くらいびっしりついているところをみつけて潰すこと。つまり「臭い匂いは元から断たなきゃダメ!」ってことですね。これは友人からのアドバイスでもあります。

それで繭を探してみました。

すると、なんと枝だけでなく、カナメの生えている後ろ側のブロック塀にも繭が列を成してできているのです~~~@@!生きる執念ってすごいです!!

↓ すでに空っぽになっていた繭。

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↓ ブロック塀にひっついていた繭。

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蚊取り線香でそれを焼いてみますと、中からまだ緑と褐色の混ざった幼虫がグニャリと出てきました。

(かなり気持ち悪いです)

一度このカナメの味を知ったらきっと来年もまた来るのだと思います。

恐るべし、生命の神秘です。

最良の方法は天敵を放つことですね。「なんやら蜂」というのがイラガ幼虫の天敵なのだそうですが、そんな虫、どこで捕まえたらよいかわからない。

鳥が飛んで来て食べてくれたら一番助かるのですけどね。

一日、約30匹やっつけてますが、なかなか根絶するには至りません

↓ 卵の画像を検索してみました。

http://mshi.no.coocan.jp/img2006/p9022912s.jpg

↓ 卵から孵るとこうなって団体で葉を食べる。ほんとにこういう音がします。

http://www.youtube.com/watch?v=l0DryNgT2LM

↓ 本当はカナメは無事に育てば、年に2回、このように新芽が美しく紅葉するのです。

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↓ 雌株には白い花も咲くのです。

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↓ 現在のカナメの状況です。喰われたところがレース状になり朽ちていきます。

おのれ!イラガめ。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
水責め後は、そのままトイレに流すってのはどう? (しゃあ あずなぶる)
2012-09-15 04:45:47
水責め後は、そのままトイレに流すってのはどう?
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しゃあさん (やまびこ)
2012-09-15 09:42:48
ひょえ~~~~~@@だけど
いいのかなあ、そんなことして・・?
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